マガジンのカバー画像

【書籍編】愛するということ(エーリッヒ・フロム)

13
エーリッヒ・フロム著「愛するということ」について思いついたことなどを綴ったものをまとめました。
運営しているクリエイター

#孤独

「神様は私の心の中に」の話

「神様は私の心の中に」の話

神は人間であること、男であること、父親である事をやめ、様々な現象の背後にある統一原理の象徴となり、人間の内にある種子から育つであろう花を象徴するものになった。

だから神は名前を持つことができない。
なぜなら、名前というのはつねに物とか人間とか、何か限定されたものを示す。
神は人間でも物でもないのだから、名前を持てるはずがあろうか。

ー エーリッヒ・フロム

「超越者はその多様性・統一性・網羅性

もっとみる