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異次元その193◉門前手の愚形シャンテンはドラ切り

4巡目の西家

ドラは七

七③③④⑤赤⑤⑦⑦⑧⑨⑨455

このような手の場合私は七切りを推奨する。
理由としてはまずこれはイーシャンテンとは言え実際にここからの変化を遂げずにテンパイする可能性やテンパイさせてからその形のままアガリに辿り着く可能性はかなり低く実質1.7シャンテンくらいに見えるというのがある。であれば455の4は非常に大切な牌と言えるし打点はどう進めても赤が1枚あるという安心もある。打点上昇を意識してアガリを逃しては元も子もない。

そしてもう一つ、この手は門前手の愚形シャンテンだということ。
まだ4巡目。ここでドラの七などという使い勝手の良いドラを捨てたら相手はどう思うか?確実に対応を迫られる。西家は明らかに早いので鳴かせないように絞ったりリーチが来る前に危険になりそうな牌を先打ちしたりが始まる。
それは対応損というものだ。そもそもが門前手なので絞っても意味ないし先打ちしたりしてる人には悪いけどとりあえず一個待ちになりそうなんだよね。的外れでした残念。ごめんねー。ということ。

自分には不用度の高いドラなら対応損をさせるために早めに切り本来なら目一杯に可能性追って受け入れMAXに打てる巡目に狭苦しい打ち方を強制しろ!

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