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異次元その23◉情報操作

例えば場に③と⑥が1枚ずつ切れており次の手

二三六六②③③④④⑤⑥⑥34

六か⑥の対子落としでタンピン三色を目指す手だが、この場合は六切り1択と言っていい。これが情報操作だ。

もしここで⑥を切ってしまえば③⑥が場に4枚顔を出すこととなる。最悪それに止まらず今後テンパイしリーチしたら残りの⑥やスジの③も出てくる可能性が高まり④⑤のターツは不要ターツであることが共通認識となってしまう。
それはこの手にとって何のメリットもない事態であり、逆に手の内に④⑤を少しでも持っている者にとっては有益な得難い情報。
このような牌は使用しきり情報を漏らさないのが吉。
共有させるべき情報とは自分に有利に働く情報かトップ目に不利に働く情報のどちらかにするのが基本。

④⑤を持つ者をアガれもしない手で勝負させる。


また、似たようなケースでこんなのもあった。
数年前、池袋で働いていた時のことだ。
お客さんがいないので掃除を終わらせてさて、どうするかな暇だなあと思っていたらスタッフの金ちゃんが面白い麻雀を教えてくれた。

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