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異次元その96◉同色の安全性が高まるケース

発ポン
⑥⑦⑧チー
ときて捨て牌にピンズはないとする。

基本的にはここにピンズを切るのはリスクが高い。ホンイツで簡単に満貫と言われかねないからだ。

だが全く同じ捨て牌だとしても、発のポンが同巡2鳴きだと話は別だ。

発は同巡2鳴きだとして発ポン⑥⑦⑧チーの手にはピンズは逆に通しやすい。安全牌の一種として切り出せる。

なぜなら、ホンイツの勝負手なら発は1枚目から鳴いたはずであり同巡2鳴きをしたという事はホンイツではない可能性が高い事を意味する。

普通なら鳴いている色の同色は危険となりがちだが、鳴きが同巡2鳴きである場合はその読みは全く逆になる。
また、同巡でなくとも1枚目が出て1〜2巡で2鳴きした手も同様に読んで良い可能性が高い。

晒している面子の雰囲気だけで考えず、その鳴きが積極的であったか消極的であったかにも注目した時、危険そうな牌も安全牌と読めるようになるのである。

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