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異次元その46◉絞りは12巡目まで

オーラス、私は40000点超えのトップ目だ
上家、対面は20000点台で下家の親が6000点の断ラス。
軽い手が来てくれればいいが、そう簡単に望み通りにはいかない。 
希望叶わず悪配牌。その場合はこの局は絞りきるのが1番いい。
親にテンパイが入らないまま終わりになるのが理想。しかし、1巡目から絞りを流局までやり切るのは難しい。
なので、絞りの手順を決めておく。

○序盤戦1〜5巡目
序盤は字牌を絞る。鳴きは役牌ポンからされるのが1番厄介なのでそうはさせない。
自分が絞ることで他のプレイヤーも切り出すタイミングがないと思っている場合があり、手を目一杯に取れず焦れているかもしれない。トップ目としては狙い通りの展開である。

○中盤戦6〜12巡目
全て絞る。6巡目頃から数牌も絞りに加える。チーされるかもしれない牌も切らない。
序盤に切っていた牌やその周辺牌を切っていく。間違っても切ってない色を捨てたりはしない。

こうして12巡目まで絞りきれたら勝ち。
終盤戦は普通にやっていい。
もちろん、絞れそうなら絞っていいが絞り勝負は12巡目までが肝要なのでそこから先は無理でもいい。
そこまで絞れば高確率で対面か上家が先行してくれている。
親に終盤戦を不利な状況に持ち込むための絞りなので12巡目あたりで十分に目標達成と言える。
流局まで絞ろうとすると牌が足りなくなることはよくあるが12巡目までだと思えばやりやすいはずだ。

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