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異次元その148◉カンしないケースに備える

二四六六③③④⑤⑤⑦(中中中)ポン

ドラは⑤

愚形残りのイーシャンテンだ打点こそまずまずあるがアガリがあるかと言えば可能性は低い方と言わざるを得ない。
この時、あらかじめ中を引いたときの行動を決めておく。通常ならカンはせずにツモ切るのが良さそうだ。符ハネで打点上昇は確定だが、打点も何もまだテンパイしていないのだからこの瞬間の上昇はゼロからゼロである。
とにかく、私が今回言いたいのは
加カンすべきかどうかを4枚目の牌を引いてから決めてはいけないということ。
するもしないもノータイム。あらかじめ計算しておく。それが1鳴きした場合の対応なのである。
考えた上でカンした場合はまあまあの手であると見るし
考えた上でカンせずにしたら弱い形と見切られるだろう。
しかし、ノータイムカンは強いイメージになるため相手からしたらリーチ並のプレッシャーが加わる。
また、ノータイムカンせずは単純にカンを忘れた可能性を秘めており弱い形とは断定できない。
さらにノータイムカンせずには既にきっちり満貫という可能性も大いにあるためそれはそれでプレッシャーが加わる。

結論が出ないうちに4枚目を引いてしまった場合はとりあえずノータイムで切ってしまうのが断然いい選択だ。悩んだ末に切るのはひどい。

するもしないもノータイム。
自分が不利になるような躊躇をしていてはプロとは言えないのである。

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