異次元その14◉重複ターツのほぐしから読む

4巡目に西のアンカンが入ってドラ5、新ドラ中の場面。
アンカンしたのは北家で私は西家。
9巡目にタンヤオをテンパイしたがダマにした。
南家は三を一二でチーしており私はカン三なので親の現物待ちというわけだ。

すると南家が②も①③でチーして打９。
そこで私が引かされたのが新ドラの中。
中チャンタ三色ドラ3まであるかもしれない牌だがどうする？
だが、捨て牌に注目すると南家は②をチーするより前に①を捨てている。これがヒント。
南家に中は通るのだ。

仮に中チャンタ三色ドラ3を作ろうとしている手だとしたら
①①③１２３９中中？？（一二三）チー
から①を切っているということになる。
2つ目のチーをして出た牌が７や８なら１２３９９中中の可能性があるが、チーして９切って１２３７７中中や１２３８８中中にはしないはずだ。
つまり、①の先切りの理由は
役は三色しかないので固定した。９は安全面を考えて残しておいただけ。と読めるのである。