見出し画像

異次元その93◉最序盤の小さな違和感

東1局3巡目ドラ①
私は西家だ
七九②③④⑤⑥⑦⑧23389
という切り番。本来ならペンチャンターツ外しでもしようかという所だが…。

全体の捨て牌に注目。

東家
西→中→9
南家
⑨→中→六
西家
北→一
北家
九→二

南家の捨て牌に小さな違和感を感じる。

2巡目の中。ただの合わせ打ちという事もあるかもしれないが、親に合わせて親の現物を処理するのは少しだけ違和感だ。
3巡目の六も早くないか?
そう考えていくと1巡目の⑨もドラ表示として1枚減の牌だ。それらを繋げるなにかがあるかも知れない。

例えば、チートイ狙いとか。
チートイ狙いだから1枚切れてる牌は処分したと読む。イーシャンテンだと中は貴重だから多分2巡目の時点ではリャンシャンテン。六にはイーシャンテンになって罠を設置したような意図を感じる。なら七八九は危険だ。例えば六八九とかから六切りしたとかじゃないのか?
であればここは九切り。
南家がテンパイする前にマンズの上を処分しておいて後々放銃になるかも知れない手順を回避する。
結果、南家は九切りリーチ。私も同巡追っかけで南家と私のリーチ合戦となり、私は③-⑥-⑨待ちピンフイッツーをリーチするが①を掴んで放銃。

リーチチートイドラドラ。

八は手にあった。最後に重ねたのは八だと言う。イメージしていた通りだ。

今回は放銃になったがケース次第ではスレスレで放銃を回避する手順を選択したのだった。

気に入って下さったら、サポートお願いします。サポート金が集まり次第、不定期でこの戦術書の冊子を作って欲しい方にプレゼントしたいと思います。