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【感想?レビュー?】人のために善を成す NieR:Automata

こんにちは。なるぼぼです。

今更ですがあけましておめでとうございます。
前回「A short hike」の記事を書いたのですが、実はあれ年明け前に書いたのの焼きまわしでした。
書くときに言葉が思いつかなくなって放置するケースが度々あるので、なんか文体がおかしかったらそんな記事だと思ってください。

話は変わりますが、最近ダッシュボード見てると「これこのサイトアトラスゲーマーの記事と思われてる?」というように感じてしまいました。
凄く大声で言いたいのは「僕はPCゲーマーです!!!!!!!!!!!」と言う点。
そんなこんなで、昔Steamに書いたのを小出しにしていこうと思います。

そんなこんなで第一回は「NieR:Automata」です。
6周したゲームです。実質2周かな?
前置きはこの辺にして、さっそくやっていきましょうか。

1.純粋な爽快さを求めたアクション

NieR:Automataはわかりやすいほど純粋なARPGです。
レベルを上げ、お金で入手したチップを自身に取り付けたり、武器のレベルを素材で上げていったりしながらも進めていきます。
ARPGはアクションが完成されていないとレベリングに疲労を感じるようになってしまい、長続きしないと僕は思っています。

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この作品のアクション部分開発はプラチナゲームズ。
3Dアクション制作会社の筆頭であり、「Beyonetta」や「Vanquish」を作った会社です。
「Beyonetta」や「Vanquish」をプレイしたい人ならわかると思いますが、アクションの爽快さは半端じゃないです。
特に回避モーションがかっこいい。回避モーションからカウンターで攻撃できるのがマジで爽快です。
戦闘に飽きません。

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このゲーム、完全クリアしようと思うと周回プレイをしないといけないのですが、それぞれの周回で変わるプレイアブルキャラクターの操作感が絶妙に違っていて、そこでも飽きることがありません。
結構好みが出る点だとは思いますが、僕は全部楽しくプレイできました。
というか2周目までくればストーリーにのめり込んでそれどころではなくなります。
操作感の上では間違いはないです。アクションとしても最高。

2.癖のありすぎる(でも面白すぎる)ゲームジャンル

このゲーム、恐ろしいほどにジャンルが切り替わります。
もちろんメインはアクションですが、合間合間にシューティング、パズルなんかの2D要素を含んだ内容が入り込んできます。

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これが結構癖がある。
シューティングはゲームの1/6ぐらいを占めてるぐらいの感覚でやってる気がしますし、パズルも結構やることになります。
あとたまにノベルが入り込んできます。これは関係ないか。
俺は3Dアクション大得意だから難易度高めで行くぜ!ってやると痛い目にあいます。
しかもこのゲーム、難易度もかなりピンキリにしてあるので、高い難易度はしっかり難しいです。
詰まったら大人しく難易度を下げることをおすすめします。ゲーム中でも難易度は下げられますし。

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ただ、シューティングもパズルもしっかり作りこまれているのは確かです。
全部難しいけど面白い。
有り体で作りましたって感じもなく、ストーリーとの辻褄も合っているので、僕はかなり好きです。
色々なジャンルを楽しめるので、食わず嫌いしてる人にこそおススメできる内容です。

3.ポストアポカリプスに対する新たな答え

このゲーム、かなり風景がいいです。
というかこのゲームに限らず、スクエニの最近のゲームはグラフィックが凄い良いですよね。FF15とか。
ただ、このゲームは風景がいいだけではなく、従来のポストアポカリプスに疑問を投げかけたかのような認識をしている点で凄いと思います。

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上の画像、人類滅亡後の地球です。
文明が完全に崩壊し、地球の自然だけが人類に妨害されず育った場合のポストアポカリプスです。
水上都市化したポストアポカリプスや自然が育ちまくったポストアポカリプスはTwitterの画像なんかでたまに見かけますが、こういうのをゲームにして長編ものでやるって、僕は結構新鮮に感じました。

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というのも、PCゲームのポストアポカリプスの代名詞は「Borderlands」、「Fallout」、「RAGE」、「MADMAX」などの砂漠と荒野の世界感が基本となっていたのです。
特に僕はFalloutをやりまくっていたので、この世界観には度肝を抜かれました。
もちろん荒野の世界観も好きなんですけど、NieR:Automataの作り出す幻想的な美しさは、何物にも勝らない独自の感性があります。
自然の中に廃墟として残された文明の名残と、そこにただ淡々と存在している機械たちは、まさに独自の融合のように感じます。

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ポストアポカリプスってこんなに綺麗でもいいのか、と驚愕した風景がこの作品には広がっていました。
見事です。

4.引き込まれ続ける、機械たちの物語

このゲームの最大のキモと言えるのが、ストーリーです。
基本がネタバレになるのであまりないようには触れられませんが、とんでもない世界観でのとんでもない戦いは、完成された内容であると言えます。

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アンドロイドと機械生命体という敵対し合うロボットの関係、人間とエイリアンの争う世界観の中で、主人公たちは何を思い、どのように行動していくのか。
本作は3周プレイがクリアの前提となりますが、各キャラの視点で物語が大きく変わる点は魅力と言えます。
ノベルゲームでも3周の間にストーリーが変わるものは見たことないので、周回システムでストーリーに味をつけるのは素晴らしいと思いました。

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正直ここはネタバレできないのであんまり話せません。
今度既プレイヤー向けに考察系の記事書くかもです。多分。多分…

5.まとめ

このゲーム、マジでおススメです。
スクエニの最近のゲームの中でもぶっちぎりでセンスが輝いています。
GOTY入賞も納得の出来です。
まだ買っていない方は是非。

一応Steamの方にもレビュー書いてますので、PC版検討中の方はそちらもどうぞ。




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