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【感想?レビュー?】A Short Hike 全ての疲れた人へ送りたいゲーム

こんにちは。なるぼぼです。

最近凄い気楽にプレイしたゲームに、この「A Short Hike」があります。
シンプルながらとても楽しく遊べたので、ちょっとお話していきたいと思います。
よろしくお願いします。

1.静かな場所と自由な空間

このゲームの特徴は、「なんでもできる高い自由度」にあります。

今のゲームは目的はあれど自由に動くことのできる作品がほとんどです。
オープンワールドなんかはその象徴に当たります。
このゲームもそんな感じでありつつも、自由さが作品の雰囲気にマッチした内容になっています。

このゲームのストーリー上の目的は「なんか高い山の頂上に上ってみよう!」というハイキング的なものです。
ただ、そこにたどり着くために釣りをしたり、ビーチバレー改みたいなオリジナルスポーツでスコアを出したり、ボートを運転したりと様々なイベントを起こす必要があります。
これをすることによってジャンプ回数の増える黄金の羽根を獲得し、先に進むことができるようになるのです。

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しかし、このメトロイドヴァニアみたいなイベントは全部こなす必要がありません。
自分の好きなものを、好きなだけやればいいんです。
さらにアイテムの数もかなりの量があり、それらを集めるだけでも島の楽しさを味わうことができます。
それに、アイテムを集めたり羽根を貰うためのミニゲームは煩わしいと感じさせることがないので、純粋に面白く出来上がっています。
そんな細かいところまで作りこまれているからこそ、このゲームの落ち着いた雰囲気が生まれてくると思います。

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2.PCゲームの癒しスポット

このゲームは絵のタッチがドットでありながらもかなり柔らかく、登場するキャラクターもかわいらしい見た目をしています。
そしてできることもちょっとした旅行で出来そうなことばかりで、バカンスに来ているような気分になります。
BGMは雰囲気にマッチした落ち着いたものであり、背景も自然に溢れたのどかな島らしいものが多いです。

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このゲームが癒しと思える最大のポイントとして、私は「人との関わり」を挙げたいと思います。
ゲーム中の黄金の羽根入手イベントでは、色々な人とのコミュニケーションがあります。
RPGとかソロゲーだと当然のように人と関わっていくわけですが、このゲームはそんな人との関わりにどこか暖かみを感じます。

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主人公がおばあちゃんの住む田舎にいるという境遇や自然あふれる雰囲気の中での他者との会話は、旅行での特別な出会いを想起させます。
都市に人々が流れ、昨今の状況下で旅行も満足にできない今だからこそ、このゲームの持つ他社との暖かみある関わりは唯一無二の魅力となっていると思います。

3.阻害しない操作性

ここまでで雰囲気の癒しや自由度の高さを話してきましたが、それらは基本となる操作性あって注目されるものです。
風景や自由度は操作の爽快さに左右されます。

このゲームは主人公が鳥であることによって、滑空や連続ジャンプなど地形に囚われない移動をある程度することができます。
そのため、雰囲気や自由度を阻害することが一切ありません。
さらに、移動の中には上昇気流に乗ることや、高い所から一気に地上に滑空できるなど、上下の移動を活かした爽快ささえ感じるシーンもあります。
カメラワークも主人公が常に見やすくなっているため、操作における不満は全くなかったです。

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小さなポイントではあるのですが、この操作性の良さがあって作品としての楽しさや癒しの感情を生み出すことができると思います。

4.まとめ

いかがでしょうか。

サクッとクリアできてしまうゲームですが、今癒しが欲しい人や、ちょっとの時間で落ち着いてできるゲームがやりたいな、って人におススメしたい作品です。
僕はEpic Games版をプレイしましたが、Humble StoreやSteam、Nintendo Switchなんかでも販売されているそうなので、気になったらちょっと触ってみてもいいと思います。

僕からは以上です。それでは。

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