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VTuber最協決定戦「コーチング論争について」

今回は、最近話題になっているVTuber最協決定戦におけるコーチング論争について思うところがあったので書いていきたいと思います。

何があったのか

 ことの発端は、渋谷ハル(敬称略)が最協決定戦の事前練習カスタムにてコーチングのためにいくつかのチームに参加した際、参加者が「気持ちよくなるために参加している」旨の発言を行ったことである。
今回の出来事に対し、渋谷ハルは以下のように述べている。

各チームにコーチが入ることを基本的に認めてる中僕がコーチ枠で入ったときに「気持ちよくなるために入ってる」って声が参加者側から上がるの中々複雑だなぁ。
言いたくなる気持ちは分からなくはないけど、全チームが上手い人とのコネクションあるわけじゃないからそこは寛容になって欲しいところだ。

問題点

 今回の出来事で問題となっている点は、視聴者ではなく参加者側がコーチングについて苦言を呈しているということだ。(そして完全招待制大会でもある。)大会に向けて各チームがコーチをつけている中、全チームが上手いプレイヤーとのつながりを持っているわけではない。その中で主催者である渋谷ハルは自らの競技シーンでの経験を活かし、要望があったチームに対し等しくコーチングを行っている。つまり、人脈がなくとも渋谷ハルにお願いすればどのチームもコーチングを受けられるという恵まれた環境なのである。(羨ましい)それにもかかわらず、今回のような発言をしてしまうのは少し配慮に欠けているのではないだろうか?
 確かに、本人がただ楽しむことを目的に参加しているなら今回の発言にも一理あるのかもしれない。しかし、実際は教えることを重きに置いており、コーチングを受けたチームは目に見えて上達している。
 渋谷ハル自身、今回の大会は自費で行っておりAPEX界隈、VTuber界隈の発展に貢献している。コーチングを通して競技シーンの選手とVTuberとのつながりが増えており、彼の目的である「カジュアルシーンと競技シーンの架け橋になる」という目的は達成されつつあるのではないだろうか。

最後に

 視聴者・参加者・運営側 が一体となって大会を盛り上げようとしているこの時期にこのような発言があったことは一人のファンとして悲しいかぎりである。今回のような発言は、参加者に限らず視聴者にも言えることなので、お互いにリスペクトをもった行動をすべきではないだろうか。

最後まで読んでいただきありがとうございました!
以下の記事で注目チームについても書いているのでよければ読んでみて下さい!


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