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行って損なし!むしろ得する!【2022年度デジタルハリウッド大学卒業制作展】

2月10日~12日の3日間、千代田区の御茶ノ水にある駿河台キャンパスで開催された「2022年度デジタルハリウッド大学卒業制作展」へ行ってきました。

VRやCG、映像、ゲームなどの最先端テクノロジーを使った作品をはじめ、新しい表現に挑んだグラフィック、小説、研究発表など、学生ならではのチャレンジングな視点で作られた作品が一堂に展示・上映されていました。

▲2022年度デジタルハリウッド卒業制作展の看板。

ではさっそく!

展示されていた作品の一部を紹介!


展示されている作品の内容がかなりのボリュームだったので、すべてを紹介することはできません。
なので、今回のnoteでは、その中でも個人的に印象的だったものを紹介していきたいと思います。

Lights Out (ライトアウト)


お家の中でスマート家電と接続することで、育成ゲームを楽しみながらユーザーの節電を促すアプリです。

▲アプリの紹介画面。
目に優しい色合いで、子どもも一緒に楽しむことができそう(≧▽≦)
▲▼アプリ内画面の例。
発泡スチロールをスマホの形に切り抜き、スマホで撮ったスクリーンショット画面を貼るという
斬新なアイデアで、実際の見え方を再現されていました!
▲アプリ上に登場するキャラクター(動物)の紹介。
とってもかわいい!愛着がわくようなキャラクターばかりです(*^^*)

近年、節電は「気づいたらやる」だけでは済まされず、また個人の取り組みであるとともに、みんなで対処しなければならない問題にもなってきました。そんな"義務"のような、節電の重く暗いイメージを変えてくれるように感じました。

FANFARE(ファンファーレ)


自分への愛」を軸に、一歩前に進むためのエッセイ×ガイドジャーナリングの自己対話ノートです。

▲FANFAREの紹介ポスター。
どんな作品なのか、パッと見てすぐわかる!
▲FANFAREの展示。
この本はグラデーションが用いられていて、
見ているとなんだか自然と心が休まって落ち着きます(´▽`) 

なんとなくですが、この作品を見た人たちの表情が自信を得たような、スッキリしたような表情になっていました(`・ω・´)

苺夢(まいむ)


「いちごの魔法」ということをテーマに福島県大熊町でいちごを栽培している生産者の思いを"スイーツの魔法"にのせて多くの人に伝える苺のカップケーキ専門店のブランディングです。

▲お店の紹介ポスター。
食べたら思わず「うんめ~」と言っている自分を想像してしまいます(* ̄▽ ̄)フフフッ♪
▲店舗デザイン(外装)。
白の塗装と木目で和モダンな店舗に。寄ってみたくなりますね(*^^*)
▲店舗デザイン(内装)。
奥行きがあってとっても広そう!
▲店舗デザイン(内装)。
作業場が見えるようになっているところがいいですよね!思わず見たくなる!

ロゴはいつも見ているわかりやすい正面ではなく、他の見方をしてほしいと願いを込めて、あえて上から見たカップケーキにするという発想がすごいと思いました。

ぬいぐるみと一緒に楽しむアパレルブランド


"ぬいぐるみと一緒に楽しむ"をコンセプトにしたアパレルブランド「Mato rii(マトリー)」です。

▲「Mato rii(マトリー)」の展示。
かわいいがあふれてる!

本来着たいと思っている服を着られず、自分の好きなファッションを楽しめていない人に向けたアパレルブランド。

写真に写っているピンクのウサギの人形につけ襟の試着ができるため、参加者のみなさん、楽しんで体験されていました。

スターバックスのカスタマイズを紹介するウェブサイト制作プロジェクト(STACU)


スターバックスのカスタマイズを紹介するWebサイト「STACU」です。

スターバックスでは簡単なカスタマイズだけでも新しく美味しいドリンクを作ることができるが、知らない人、そしてカスタマイズをあまりしていない人が多くいます。そんな人にもっとスターバックスを楽しんでもらうためのサイトになっています。

▲「STACU」展示の一部。
私はこの「美味しいスタバいかが?」という言葉に惹かれて、
気づいたらこのコーナーに来ていました!Σ(゚Д゚)

このサイトでは、カスタマイズメニューを容易に検索し、手軽に注文できるよう、オーダーするものや店内・持ち帰りの量別の値段が書いてあります。なので、注文が心配な人でも安心していけそうです!

私はまだスターバックスには行ったことがないので、行く際には、この「STACU」を使って注文したいと思います!

ホームレス&アームレス・HOMELESS&ARMLESS


子供向けのアニメーション。

▲デザイン紹介の展示。
かわいいキャラクターに愛着がわきます(*´▽`*)

映像を一部見ましたが、挫折しても前に進もうとする主人公の少年を応援したくなりました。

SANTA CLAUS IS COMING TO TOWN


誰でも気軽に見られる3分ほどの3DCGアニメーション。

▲デザイン紹介の展示。
どれもかわいいビジュアルで、その中でも私の一押しは小さいクマのキャラクターです。
思わず「かわいい!」と言ってしまいました(*´▽`*)

クリスマスの日に、小さいクマたちが乗りたかったアトラクションの代わりにクリスマス箱に乗って雪山を降りていきながら楽しむ物語です。

雪山を降りていく場面はスピード感があって、見ているこちらも楽しくなります。

参加してみて


まず、率直な感想をいうと、非常に刺激を受けた時間になりました。作品が非常に多く、充実しすぎていて、細かく観ると全然時間が足りませんでした。

今回、デジタルハリウッド大学で出会った学生さんやその方たちが展示された作品は、それぞれ目標は違うかもしれませんが、各々が自分たちの目指しているものに向けて努力されているのだと感じました。

偏差値や実績などで大学を選ぶ人がいたりしますが、そこではなく、自分のやりたいことのために大学に行って、自分のやりたいことを突き詰める、本来あるべき大学の姿を見ることができ、私自身も前を向けましたし、考え方も新しくアップデートすることができました。

学生さんの熱意が伝わってくる作品ばかりで、来年も絶対に行きたいです!

最後に


ここまで「2022年度デジタルハリウッド大学卒業制作展」に行ってきた感想と個人的に印象的だった作品について紹介してきました。
魅力は十分に伝わりましたでしょうか?

「まだ行ったことがない」というそこのあなた!
今回の卒業制作展は終わってしまいましたが、次回、ぜひ行ってみてください!行って損をすることはありません。むしろその逆!得することばかりで、世界がグッと広がります。

今までにないような新しいことに出会えるかもしれません。

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