【5分で読める】事業拡大のために有益だった3つのこと2021(木戸)
*博報堂時代の『心・技・体』…技㉘
こんにちは、HDAの木戸です。
今年最初の投稿で、昨年の一番有効だった仕事の回し方をシェアしたいと思います。
立場上、「個人事業主」ではありますが、1人のチカラで事業を進めて、1人だけで24時間をうまくパワー配分するだけだと限界があります。
だからこそ、もっと工夫する必要があると感じました。
仕事のパフォーマンスを高めるには、
●仕事量を増やす(時間を増やす)
か、
●仕事の質を高めるか
のどちらかです。
中でも、2021年に奏功したことを3つ挙げます。
①習慣化の活用で集中力を高める(仕事の質を高める)
限られた時間の中で、集中力を高めることで、仕事の質を高めることができます。
鍵になるのは習慣化です。
同じ生活リズムで、同じ時間に仕事をすることで、ルーティン化され、仕事モードに入るとすぐに集中できるようになりました。
僕の場合は、19時~20時に子どもと寝て、深夜1時半か2時ごろに起きて仕事するリズムが普段のルーティンになりました。一般的な生活リズムとは異なり、1日のスタートが異様に早く、終わりもめちゃくちゃ早い、超朝型です。
子どもに合わせた生活リズムに、はじめこそ慣れませんでしたが、深夜~6時過ぎまでが自身の仕事に使える時間になったので、他の人が寝静まっている時間に仕事を済ませることができます。
また、午後に外部の方とのmtgを入れられないので、早朝5時~6時半の朝早い時間に、外部の方にもご理解いただきmtgを設定できるようになりました。
最初はやりづらさもありましたし、ご迷惑をおかけしましたが、そのうち、「木戸さんは可能な時間は朝ですもんね」といった感じで合わせていただけたり、朝の冴えてる時間かつ、ケツのある時間設定に、効率よくmtgを進めることができました。
そういう意味でも非常に集中力を高めることに寄与しました。
皆さんも、習慣化を意識してみてください。
ただ、一般的な時間に起きて、一般的な時間に仕事をしなければいけない、ということではなく、自分ができる生活の中で、可能な限り規則正しく決まった生活リズムを送る。その中でルーティン化できる時間に集中力を高める、ということで良いと思います。
②Zoom⇒YouTubeで議事録録画(仕事の量を増やす&質を高める)
以前、noteでも書いた方法ですが、ZoomとYouTubeを使ってmtgの度に議事録代わりに録画し、記録するようにしました。
【3分で読める】ZoomとYouTubeを活用し、普段の業務をしながら作れる最も簡単なマニュアル作成法(木戸)
その方法により、仕事の量も増え、質を高める2つの効果がありました。
1つは、車での移動時間に、YouTubeを耳だけ聞いて、mtgを振り返られることで、それまで移動時間でしかなかった時間が、mtgの復習ができるようになりました。
仕事でなかった時間で、仕事の効果を高められるので、仕事量が増えました。
もう1つは、mtgをYouTubeで振り替えられることで、議論の積み上げの質が高まりました。
mtgは議論の積み上げが正確に行われることで質は高まります。Zoomのレコーディング&YouTubeの限定公開にすることで、瞬時に正確な議事録に、移動中に復習することで、積み上げをしました。
そのために、議事録をまとめたり、共有したりして、できるだけ議論が重複しないようにするのが一般的です。
要するに、1歩進んで2歩下がるような仕事よりも、3歩前に進むと、その時点で4歩の差が出てきます。
そんな風に、議論の抜け漏れなく、mtgの議論の積み上げを正確にできるようになりました。
仕事の質が上がったと感じる所以です。
③仲間を増やす(仕事の量を増やす&質を高める)
もしかすると、これが一番効果を実感しています。
仲間に仕事を依頼しプロジェクトのタスクを分担するのは、一見、すごく時間がかかります。
なぜなら、目の前の仕事は、自分でやった方が早いからです。
しかも、丁寧にオリエンすればするほど、準備にも共有にも時間がかかります。
ただ、丁寧に続けることで、仕事量の総数が増えていくのを実感しています。自分の脳みそは1つだけど、それを仲間に共有して指導・教育していくことで、自身の手足が無限に増えます。
さらに良いことが、仲間の能力も上がっていくので、仲間が成長して自立していきますし、中には脳みそとして自発的に動く人も中には出てきます。
今では、学生さんにお手伝いいただくことも増えました。
正直、特に最初は、手取り足取り指導が必要で時間はかかりますし、納期が近づいて間に合わないときは、預かってケツを拭くケースも多々ありますが、それでも、自発的に考えて動く姿を見ていると、頼もしく、嬉しく、かけがえないやりがいを感じます。
以上、2021年に仕事のパフォーマンス向上に寄与した3つのことを整理しました。
この、2021年の成果を土台に、2022年も精進していきます。
本年も、どうぞよろしくお願いします。
では、今日はこのへんで。
このnoteでは、★色んな働き方、生き方があるということをシェアして、結果的に、多くの人が目の前の仕事に忙殺されるだけの人生ではなく、自分の意志で取捨選択した人生やキャリアを歩める世の中になることを願って書こうと思います。僕にとっては、博報堂時代のサラリーマン人生も、その後のフリーの木戸俊介としての経験も、どちらも欠かすことはできません。両方あるから、今の木戸俊介がいると思っています。そういう意味では、特に、今後の将来に対する期待と不安が入り混じる同世代、★29歳~35歳の企業マンに向けて話すつもりで書けたら良いなと思っています。