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【4分で読める】「人生の時間割」(木戸)

博報堂時代の『心・技・体』…技その⑬

皆さん、こんばんは。HDAの木戸です。
冬のチェアスキーのトレーニング期間が終わり、週末に家族で過ごせるので、基本的には家族で過ごしています。

先週末は、家族で朝からカフェに行き、モーニングを家族で楽しみました。のんびり過ごせる家族との時間を大切にしています。

週末、その時間で「人生の時間割」を考えました。

人生の時間割とは、人生の設計図(これはまた後日紹介します)を日常に落とし込むためにやるのが時間割です。

人生の中で夢・目標を達成するために、仕事やプライベートの時間を配分したのが人生の時間割です。

時間割を初めて作ってみたのは、オーストラリアのリハビリ留学中でした。

簡単なようで、最初はなかなか難しかったです。皆さんも是非やってみてください。

なぜ、時間割を作ったかと言うと、当時、オーストラリアにいて、人生を振り返る時間と余裕があったからです。

当時は、交通事故で死にかけて、ちょうど自分の人生を振り返る大きなキッカケと、劇的に空いた時間がありました。

逆に、それまでは、

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んです。

繰り返しになりますが、皆さんも、是非やってみてください。

一応、簡単なルールがあって、、、

【人生の時間割の作り方】
●普段の平均的な生活リズムを時間割に落とし込むか
●「昨日(平日)」の生活を時間割に落とし込むか
のいずれか。順番は、「絶対に必要なモノから」順番に書いていきます。
●睡眠⇒食事・排泄⇒仕事⇒移動あたりを埋めて
●最後に残ったのが、自由時間です

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ちなみに、僕が学校で講演をさせてもらう際には、こんなワークシートにそれぞれの時間割を書いてもらいます。

初めてやってみると、そもそも、何をしていたか、なかなか思い出せないもんです。あとは、意識をしてない、漠然と過ごす時間が長いと感じる人が多いと思います。

あと、僕が最も衝撃だったのが、こんなに暇なのに、「自由時間」って以外と無いんだな、ということ。時間に余裕のあった当時ですら、目の前のやるべきことをやって、何もしてない時間をかき集めて残った自由時間は2時間程度。

その時間を、普段、漠然と過ごしたり、動画を見たりしてる生活がいかに無駄が多いか。ということを実感しました。

人生の時間割を書いてみて、気づいたことが3つあります。

①「このままじゃ、自分の夢は叶わない。」
それに気づいたとき、めちゃくちゃ不安に思いました。

あと、その時もう1つ思ったのが、
②「そもそも、優先順位が違うな。」ってことです。

睡眠⇒食事・排泄…ここまでは生理現象なので優先しなければいけません。

ただ、そのあとは、夢を叶えるために使える「自由時間」がいくら必要かを優先しないといけないな、と。

睡眠⇒食事・排泄⇒自由時間⇒仕事⇒移動 

この順番だな、と。いかに自由時間を確保できるだけの成果が出る仕事と、仕事の時間調整ができるのか。

ちょうどその頃出会ったのが、有名な「マヨネーズの瓶と2杯のコーヒーの話」。あの話にあるように、自分の1日に、何を先に埋めていくのか。それを強く意識しました。

3つ目は、その後、博報堂を退職してから時間割を更新していて思ったのですが、
③「仕事=自由時間」または「自由時間=仕事」にすることができれば、夢のために使える時間が数倍に増え、夢が叶う確率はグンと上がるな、ということ。

つまりは、自分の夢につながる仕事、事業をつくるということです。

僕の人生の時間は、そのために使います。

現時点でも、死ぬまでに叶えたい夢が大小様々ありますが、その夢を叶えるために、今、目の前のやるべき時間を決める。

それが「人生の時間割」を考えるということです。

今では、平均すると月に数回、学校や企業に講演や研修などしているので、その度にアップデートしながら、今の目標と、今持っている仕事の優先度に合わせて頻繁に時間割を見直し書き直しています。

しつこいようですが、皆さんも、良ければやってみてくださいね。

このnoteでは、★色んな働き方、生き方があるということをシェアして、結果的に、多くの人が目の前の仕事に忙殺されるだけの人生ではなく、自分の意志で取捨選択した人生やキャリアを歩める世の中になることを願って書こうと思います。僕にとっては、博報堂時代のサラリーマン人生も、その後のフリーの木戸俊介としての経験も、どちらも欠かすことはできません。両方あるから、今の木戸俊介がいると思っています。そういう意味では、特に、今後の将来に対する期待と不安が入り混じる同世代、★29歳~38歳の企業マンに向けて話すつもりで書けたら良いなと思っています。

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