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COM701(Compugen社)

新しい免疫チェックポイント阻害薬のまとめ記事です。作用機序とアナリスト予想をまとめています。
アナリストやトレンド情報は2023/12のものです。

概要は動画にもしておりますので、併せてご参照ください。


作用機序

COM701はCompugen社によって開発された、がん免疫療法の分野で先駆的な治療薬。この治療法は、PVRIGという新しい免疫チェックポイントをターゲットとしています。

PVRIGは、T細胞とNK細胞の表面に存在し、そのリンドであるPVRL2に結合することでT細胞とNK細胞の活動を抑制します。(ちなみに頭文字はPoliovirus receptor related immunoglobulin domain containingからとってます。)

この経路は、DNAM軸と呼ばれる重要な経路の一部であり、TIGITと併せて、免疫応答を調節する役割を果たしています。COM701は、PVRIGをブロックすることによって、これらの細胞の活動を活性化し、がん細胞に対する免疫応答を促進することが期待されています。

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