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パワークエリの「エラーを置換」する前に確認すること

列に「Error」が表示されると[更新]時に読み込まれない

まずは、「エラーを置換」について解説します

DST列にErrorと表示されている

「エラーを置換」機能で回避できる

「変換」タブの「値の置換」内にある「エラーの置換」メニューを選択する

「変換」タブ内の「値の置換」

置換したい値を設定する

置換する値に「0」を設定

「Error」が「0」になり、読み込まれるようになる

DST列のErrorが0になった

本当に置換してもいいのか?

安易な置換は誤りの元

まずはデータ型を確認

DST列のデータ型を見ると整数になっています

データ型が整数になっている

DST列のデータ型をテキストに変更してみます

データ型をテキストにする

データが正しく表示される

DST列のデータが表示された

つまり、DST列には本来テキスト型のデータが入力される予定だったということです。
元のExcelでは別列にあるDSTコードを入力すると、XLOOKUP関数で別表からDSTのテキストを参照してくる数式がDST列に入力されており、該当するデータが無い場合は0になるよう設定されていました。

=XLOOKUP(検索値, 検索範囲, 戻り配列, [見つからない場合], [一致モード], [検索モード])

XLOOKUP 関数 - Microsoft サポート

クエリを作成した時は全て0になっていたため、クエリが数値列であると自動判断したのを放置していたということになります。

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