私は空気が苦手だ。
昨年の夏まで行っていた外部指導の影響か、元からの性格の問題か。兎にも角にも周りをよくよく見て、他人の顔色を伺う癖がある。
特に険悪な雰囲気を感じた時は野生の勘が働くかの如く逃げたくなる。しかし、逃げるのではなくなんとかその場を取り繕うと他人へ「共感」という行動をしてしまうから自分を苦しめる。
勿論、周りをよく見ていることは評価されやすい。
「気が利くね」
「先に気づいて行動してくれるから助かる」
こんな賞賛の言葉をたくさんもらってきた。
人から褒められることが嬉しくて、自分が誰かの役に立ったことが嬉しくてまた今日も私はキョロキョロしてる。
でも、その分きっとどうでもいい事で疲弊しているのも事実だ。
以前も少し書かせてもらったが、「適応障害」になった。
人が減ったからその分自分が頑張らないと、もっと周りを見て動かないととたくさん背負っていたら見事に潰れた。
こんなことで動けなくなる自分が情けなかったと同時に
自分がいなくても地球は回る
正しくは「仕事」も回る。
適応障害になって気づいたことは見て見ぬふりをするのも自分を守る手段だということ。
他の人に任せるのも「信頼」だということ。
そんな私は今日もひっそり空気を読んでいる。
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