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2/22の日報 岐阜県郡上市八幡町

Y:①やったこと

■新潟県民、高知県民、イタリア学生、インドネシア留学生の4人での散策

郡上八幡城周辺で12時~16時まで散策し、古風な街並みや神社、お寺を純粋に楽しんだ。互いに慣れない場所で慣れない英語を使うしかない状況だった。

▼まず、昼食は現地の名物料理である「けいちゃん(トップ写真のもの)」を食べた。この時、メンバーの好き嫌いや日本食の好み、飲食店でのバイト経験などが話題になり、それぞれの性格が見えた。

新潟県民はバイト経験から皆のお水を汲んだり、お会計を率先してまとめるなどお世話上手な性格で、実際妹がいるらしく周りを見る力があった。インドネシア留学生は、感謝の言葉や相手を気遣う言動が多く、チームの雰囲気を和ましていた。イタリアの学生はおとなしく、寿司が大好きらしい。「けいちゃん」の肉を上手に焼き、割りばしでは食べずフォークを駆使していた。皆のお手本役になることが多いのかな?

▼店内で話合った結果、昼食後はお寺巡りをすることに!

5か所ほど回ったが、歩くペースや写真を撮るポイント、時間をかけて立ち止まるポイントが皆違った。皆の個性を少し感じた。

新潟県民は、英語が苦手だがお姉さん気質でマップを片手に道案内する。前を向いて引っ張ていた。歩くペースが速すぎて外国人が追い付けていない。「水」が好きらしく、境内の池や庭の用水路に反応していた。「きれい!」とよくつぶやいていた。全体的に新潟県民は、分からない会話には必ず質問し内容を聞き直していた。インドネシア学生は小さい隙間からお堂やお店の中をのぞいていた。一番英語が上手で皆の橋渡しをしていた。道や意見、アイデアはもっているけど、皆が楽しむことを優先させて譲っていた。イタリア学生は古風な商店街やお寺の内装を見渡し、純粋に感動していた。インドネシア留学生とイタリア学生が二人であるくことが多かった。

▼自分の言動

新潟県民が英語や外国学生に慣れてないことを感じて、よく新潟県民と話ていた。彼女の不安や緊張感に対して敏感に反応して、どんなことに不安を感じているのか気にしていた。また、英語が苦手で外国学生との会話に慣れていない彼女がどうすればこのチームに関与しようと思えるかを考えて、彼女の発言やアイデアを拾っていた。また、彼女に質問を多くして少しでも周りが反応するように促していた。自分の過去の経験から彼女の気持ちが理解できたから、同情していたなー。全員ほぼ初対面でしかも国がバラバラだから「輪」がなかったと感じていた。「輪」がないことに対して、危機感をもっていたし、「輪」を作ろうとしていた。勝手な解釈になるけど、短期間でどのようにメンバーが動けることが皆にとって幸せだったり、良い経験として残るのかを考えていた。やっぱり新潟県民の彼女と外国学生との距離感はなかなかちじまらないと感じていた。自分が新潟県民の緊張感をほぐすために発言を笑っていたけど、彼女は「もーなによー(苦笑い)」と自分の英語に羞恥心を感じてしまっていた。「英語の下手さ」はだれも気にしてないと伝えてみた。彼女の表情が少し止まった。

この記事を書いていてい思ったけど、自分は外国学生の緊張感や感情に対してあまり想像していなかったな。また、自分の感情や考えていることはあるけど、それを行動につすことが少ない。

W:②分かったこと

▼慣れない環境では、人は自分ができる事や自信があることに注力する

▼緊張感の中だと本来の性格が出るか、何もできない

▼散策はチームメンバーが打ち解ける手助けになる

▼散策・食事は個人の特性や感性を知ることにつながる

▼チームワークにおいて、自分の様子とメンバーの様子を分離して捉える。そして、自分の言動がメンバーにどのように働きかけているのかを理解した上で、相手の様子をとらえることも必要。

▼相手からすると自分はどう見えていて、そのチームはどんな環境なのかを想像する必要がある

自身の行動に対する気づき

▼かってに人の感情を解釈する

▼現場では自分の言動を俯瞰できていない

▼なぜか、チームメンバーのバラバラの動きに敏感になる


T:③やること

▼自分の行動や言動が相手からどのように見えているのかを想像する

▼相手の言動の理由を質問してみる。

▼次回はチームメンバーでランチに行く