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"地頭"ってなんだろう?

今日、部署内唯一の同期と題目の話になりました。
(部署には3人しかいない)
彼は有名大学出身で理系、冷静沈着で物事を客観的に捉えられる”賢い”男です。同い年とは思えない発言にいつも驚かされています。

「はじめての経験に対応できる力じゃないかな」

と彼は言いました。
初めての事態に陥ったとき、それに対処できるくらいの機転が利くことだと。

いつもなら、学歴と精神年齢の高さに謎の説得力があるので、「そういうことか」と理解できます。理解できるというより飲み込むといった方が正しいかもしれません。頭のいい人が言うんだから間違いないだろう、と噛み砕かずに。

でも今日は、「本当にそうかな?」と返しました。
彼は「俺の解釈だからね」と付け加えました。

なぜ今日は疑問に思ったのか。
それは私自身 ”地頭” がある、と何度も言われた経験がありつつも、機転を利かせた場面で言われたわけではなかったからです。

ネットで検索してみた

ネットで”地頭”の意味を調べたところ、
「大学などでの教育で与えられたのでない、その人本来の頭のよさ。一般に知識の多寡でなく、論理的思考力やコミュニケーション能力などをいう。」
引用元:goo辞書

これだ~!!とは思ったのですが、私は論理だてて話すことが得意ではないので、単純にコミュニケーション能力が高いのかな、とも感じました。

いままで”地頭”を褒められた場面を思い返してみると、だいたい面接か面談など自分の意見や経験を発する場でした。コミュニケーション能力が高い人って、誰とでも仲良くなれたり、その場の空気を読めていい雰囲気にできる、というイメージがあります。でも、ここでいうコミュニケーション能力はおそらく、自分の意見を自分の言葉で発することができる力ではないかなと思います。

つまり

”地頭”というのは自分で考える力のことなのではないかな、と思います。
たしかに思い返せば、私はいつでも自分の意見を持っていたし、それを発することになんの恐れも抱いていませんでした。アルバイトでは店長に意見していたし、学校でも先生にガツガツ文句言いに行ってました。これは”地頭”ではなくて”我”ですね。(笑)

それでも、自分が参加しているコミュニティや物事に対して、他人任せや成り行きではなく、自分の意思を持ってはっきり発言できるか?それは筋が通っているのか?これが俗にいう”地頭”の良し悪しなのではないかな、と自分の中で結論付けました。

そう考えると、同期の彼の「はじめての経験に対応できる力」というのも、自分主体で常々考えていれば、どうするべきなのかが浮かぶようになるといった一歩先の解釈だったのかもしれません。

余談ですが、入社してから選考で面接をしてくださった方から「あなたには覇気を感じた」と言われたことがありました。ワンピースがよぎりましたがやる気という意味合いみたいですね。

もしみなさんの”地頭”への捉え方があればぜひ教えてください(^_^)/


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