政策の人気投票のための野党を希む

 政策を掲げて、支持と投票をアピールする。
 選挙に勝利して、政権交代をもくろむ。

 既にこの状態は過去の幻想である。

現野党が政権を持つことへの恐怖がある

 野党への投票とは、野党が掲げる政策への支持ではない。
 既に国民は与野党交替には否定的である。
 過去の「二番ではいけないのですか」発言を行った政党が与党であった時のトラウマから、現野党に政権を与えることには恐怖があるのだ。
  ・政府運営の能力が無い
  ・他人のあら捜ししかできない
  ・教条主義でしかない
  ・政策策定能力も無い
  ・現状分析能力が無い
現在の野党が政権を握ることには、国民は恐怖しか感じていないのが現実である。
 ちなみに、全ての能力を与党や官僚が持っているとは限らない。
 持っていれば、コロナ第五波のような失策は無いはずだ。

現状の選挙は政治への人気投票である

 野党には
 『政府への人気投票』

『反対を表明するための投票先』
としての意味はある。

 自民であろうが公明であろうが、実態は官僚なのか、いや、安倍が目論んでいる影の存在としてのフィクサーなのか、どれでもよいが、それらによって行われる政治についての『国民の賛成・反対の意思表示の道具』としての意味がある。

 表面をどう取り括ろうが、法的に問題が無かろうが、時間が過ぎれば忘れる性格であろうが、国民は政府の動きと結果を見ている。
 そして、投票の時には心の奥で過去の政府の行動を見直す。

野党への投票は政府への反対票である

 政策は当然与党が行っているから(大いに疑問はあるが・・・)、政策に不満な者、政府の動きに不満な者は与党へは投票しない。
 つまり、野党は政策への反対意思の表現として使われるものでしかないのである。

野党間の『立候補者調整』が要である

 もちろん、同じ選挙区で複数の野党候補者が立つことは『反対医師の表現としての投票』の効果を下げる。
 同じ選挙区で野党候補者が乱立すれば、与党候補者が有利になるのは当然である。

 つまり、『政治への人気・支持投票としての選挙』が意味を持つためには、野党間での立候補者調整が必要となる。

 すでに与党間ではこれが行われている。(広島は例外である)
 野党間で行わえないのは、野党の党員が狭量であり、日本全体を考えることができない為である。

政府に賛成としての与党への投票

政府に反対としての野党への投票
という
新しい二大政党時代に入らなければならない


補足】
 政府なのか、政策なのか、与党なのか、官僚なのか・・・には不明確であいまいなものがある。
 本文でも、政策と政府と政治が混同している。
 優しい目で読んでいただきたい。

bye

ありがとー