バッハが出るとあやしくなるが・・・バッハは正しい?

 恣意である。

セクハラ問題

 冬季オリンピックを前にして、中国のセクハラ?パワハラ?が話題になっている。

 しかし、興味があるのは、唐突にIOCのバッハが出てきたことである。
 まるでWHOの事務局長がコロナで中国を擁護したことの再放送のように感じる。

バッハは正しい

 どのような思惑があるのかは知らないし、推測や論議をするのは既にマスコミで行われているからここでの記述は蛇足だろう。

 興味があるのは、コロナ下での東京五輪開催にもバッハは執念を感じさせるほどの前向きの姿勢であったことである。

 中国共産党冬季オリンピック(※)でも、開催にアラームが上がると途端にバッハが出現する。
 昔話の『守護騎士』のごとくに、オリンピックの開催に障害が起こると強権発動のようにバッハが表面に飛び出してくる。

※中国での、北京でのオリンピックだろうか? 中国共産党の求心力確保のための道具でしかないように見えるのだが。ナチスオリンピックに似た臭いがする。

バッハの動機は?

 バッハはオリンピック開催に執念を持っているように見える。
 何故だろうか?
 自分の出世のため? 報酬のため? 名誉欲のため?

 どれも納得がゆく答えになり得るだろうが、一つの可能性を考え出した。

バッハはオリンピックの永続を望んでいる

 クーベルタンは、スポーツ交流の世界平和への貢献を望んでいた。
 しかし、そのためにはオリンピックは『続けられなければならない
 いかなる理由があっても中断は衰退につながり、衰退は終了につながる。

 つまり、一回でもオリンピックが途絶えることはオリンピックの終了につながる・・・とも考えられる。

そのためにバッハは
 いかに批判されようと
 オリンピックを開催させようとする・・・
 のではないだろうか

 もちろん、IOCの不透明さは、FIFAの不透明さやWHOのそれと同じように問題を持っている。
 金のため、権力のため、名誉のために国際組織を利用する者も多いのは事実である。
 早期に透明化を図るべきなのも確かである。
 しかし、

バッハには暗黒面以外もあるのかもしれない

のである。

bye

ありがとー