アフターコロナは換気の文化
いまするべきことはワクチン接種の普及だけではない。
アフターコロナでの日本の耐性を作り始めるべき時である。
注】推敲不十分ゆえに、温かい目で読むこと。ハハハ
成功し日本の食文化を保証した衛生管理と教育
第二次世界大戦後に、夏の恒例だった食中毒は、根強い衛生管理の推進で、安心して飲食できる今日に至っている。
保険所主体での飲食店指導。
学校主体での児童の年齢からの、手洗い他の衛生教育。
農家・畜産家・漁師への、衛生管理の指導。
食物加工業者への衛生管理の指導。
食中毒に対して成功し、世界に誇れる日本の食文化が出来上がる基盤の一つとなった。
アフターコロナは、空気・飛沫感染の文化
次は、空気・飛沫感染症への対応の時代である。
三密回避の学校レベルからの教育。
空気のよどみの検知と換気を重視した建物基準。
空気・飛沫感染とは何か、どう対策すべきかの教育を幼少期から行って、日本の生活の基盤にする。
食中毒対策が営業条件であると同じく、空気・飛沫感染対策の三密回避と換気についての企業・店への指導と監督で、感染が広がりにくい商業や公演活動を常識化する。
特に、飲食店・フェスティバル・コンサート・演芸場・ライブスタジオなどでは、建築基準法の見直しが必要である。
効率的でよどまない空気、よどみを検出するセンサーの義務化。
感染しにくい空気を作る保証する換気システム 等‥‥。
つまり、食中毒の衛生管理と同等に、よどまない換気管理の保証は、アフターコロナでは必須の建築基準となるべきだろう。
営業許可チェックへの換気項目の追加
食中毒に対して、衛生管理が行える店の構造は必須である。
また、調理監督者には衛生管理教育が必須条件である。
同じく、空気・飛沫感染対策では、三密回避と換気管理が、営業・開催許可基準になるべきである。
食中毒対策と同じく、空気・飛沫感染対策も営業許可でのチェック項目にするのが、アフターコロナの常識となるべきだろう。
そうでなければ、同じことの繰り返しにしかならない。
ワクチン供給の基礎つくりが重要
厳密にいえば、RNAを基盤としたmRNAワクチンは、検証段階である。
旧来のインフルエンザワクチンのように、数十年をかけて副反応・副作用・製造工程不備、そして、後遺症の検証は行われていない。
しかし、「今だ」の部分は時間が解決するのを待つしかない。(今の技術では・・・将来は・・・)
どのようなワクチンであろうと、感染で重症化・死亡する危険と、副反応・副作用の危険は存在し、その比較でワクチン接種が選べレるのである。
接種すると逆効果なワクチンなど、よほどの独裁国家でも摂取させないのだから。
つまり、人生の他の選択と同じく、新規のワクチンの接種とは『弊害と利益の天秤かけ』という『生きてゆく上ではいつも行っている判断』の対象なのである。特別な判断項目ではないのである。
ところで、mRNAワクチンは開発から提供までの期間が劇的に短い。
従来の、生ワクチンなどに比べると常識外れに短いのである。
このワクチン開発手法は、コロナだけでなく他の感染症にも応用できる。
つまり、mRMAワクチンの開発・製造産業は、これからの医薬品業界の大きな柱となる。
医薬品業界だけではない。
国自体を、経済活動自体を支える基盤となる大きな柱となる。
コロナの時に半年でワクチン接種が始まっていたら、経済は完全復活していただろう。
そして、コロナが収束しても、他の感染症対策に応用でき、第二第三のコロナが発生した時でも、早期に対応できる、『社会の耐性』の基盤となる。
すでに国内でワクチン開発が行われており、後発ながら、新規ウィルスへのワクチン開発と製造の基盤は整いつつある。
今は、この成長を助け、世界基準で見ても誇れる『優秀で高信頼で早期の大量供給が可能なものに成長させるべき時期』である。
検査方式と制度の基盤つくりの時期
PCR検査は、感染確認としては汎用性が高いものである。
コロナ以外のウィルス感染症などの検出には欠かせない検査方法となるであろう。
ところで、ワクチンがあっても治療薬があっても『感染状況の把握』が、効率的に行われなければ意味がない。
把握のためには、検査が必須である。
つまり、PCR検査の大量・安価・高信頼・短時間で結果が出る方式の、さらなる開発が、ワクチンや治療薬・治療法確立と並ぶ大きなポイントである。
理想から言えば、唾液などの採取から結果表示までが分単位で、できればリトマス試験紙のようにその場でわかる検査方法が必要である。
PCR検査は確実にこの方向に向かっている。
そして、大量検査を効率的に行い、信頼できる検結果をリアルタイムで集計できる、『検査体制」が、優秀な検査法を更に感染症対策への強力な武器にする必須項目である。
つまり、PCR検査の開発・改良と、検査・集計方式の確立のために動くべき時期である。
なお、検査方式は、PCRに限らないことは言うまでもない。
上記でPCR で記述した部分は、他の体温検査などの方式にも言える。PCRに限らず、有効な検査方式を開発し改良する必要があるのは言うまでもない。
医療体制の見直し時期
今回のコロナ対策での政治の動きは完全な失敗である。
責めてはいるが、責めているだけではない。
失敗から学ぶことが重要である。
医療体制と言って、すぐに箱物に走った政策。
医師・看護師・医療技術者などの人材確保に失敗した政策。
保健所体制と処理能力を考えず、過重労働を行わせた政策。
各所から集まるデータの基準も形式もバラバラで集計が困難だった政策。
前時代的なファクシミリ主体のデータ収集方式だった政策。
自治体や機関で違う基準の情報を許し、リアルタイムで高信頼な情報を提供することに失敗した政策。
慌てて作る情報アプリに含まれるバグ・不具合を見抜けなかったデジタル音痴な政策。
医療体制をはじめとして、旧来のぬくぬくとした時代遅れの体制に浸りきっている無能な政治家と役人を『見直し』、効率的な医療体制を確立することが急務である。
そして今は、これを始める時期である。
治療薬・治療方法・後遺症対策・後遺症補償その他
課題はまだ山積している。
治療以外に、深刻な後遺症の治療方法。
万一後遺症が長期化する場合の生活保障問題。
今から動くのは、既に遅いかもしれない。
今しか見ない政策をやめる時期
票稼ぎのためなのか、見栄えの良い対策・制作に走る政治家や役人は不要である。
アメリカは第二次世界大戦が終わる相当前から、戦後の戦略の検討チームを立ち上げて入念な準備を行っていた。
戦いながら、裏では終戦後の日本対策からソビエト対策まで、そして原子力産業の進展までを検討し始めているのである。
商店経営や企業運営や政治は、今ではなく、今も未来も見据えた考えが必要である。
票読みでしか動かない
忖度と保身しか考えない
近視眼の政治家と役人について
国民が見直すべき時期である。
bye
ありがとー