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怪しい話には気を付けよう

カエル男です。

先日、送別を兼ねて親睦を深めるための飲み会かと思ったら、がっつりビジネスのお誘い目的だったことがありまして。

先方さんが取り組んでいるとある事業を一緒にやらないか?という趣旨の話です。

その事業自体に対する理解が不足していたのかもしれません。もしかしたら、本当に好意で紹介してくれたのかもしれません。でもその場では、自分のセンサーが反応しなかったので、丁重にお断りしたところです。

こういう新規ビジネスのお誘いをする方がいると思いますし、ビジネスと称して胡散臭いことを言う方もいらっしゃるかと思います。そういう時に「こういう説明の仕方、やり方だと相手は警戒しますよ」と思ったことを書いておきます。こういうこと言われたら気を付けよう、と読み取って頂ければ幸いです。

◼️常套句は避ける

こういう時に言いがちなセリフ、論理展開ってあると思います。

よくあるセリフで言えば、
・頭の良い貴方にだから言う
・誰にでもこの話をしてる訳じゃない
・貴方なら分かってくれると思うから言う
的なヤツです。

誰しも少なからず承認欲求がありますので、こうな風に認められると嬉しいですし、褒められてる気分でニンマリしちゃいます。でも、恐らく話す相手全員に同じことを言ってますから。この様な言い回しがでてきたら、あぁ今日はそういう感じね、と一歩引いて冷静モードを取りましょう。

よくある論理展開で言えば
・私はこういう人間だ
・これまでも○○な実績を上げてきた
・貴方もそれに参画しないか?
的なヤツです。

これはら権威付けして話し手が特別な存在であると思い込ませ、自分と同じことをしないか?と引き入れるのが目的だと思います。裏付けが取れていない話を鵜呑みに信じるのは辞めましょう。逆に、裏付けが取れない話を実績として話し始めたら、あぁそういう感じね、と警戒モードを強めたらいいと思います。

それか、その場でスマホで検索してみるとイイでしょう。相手が「〇〇で調べたら出てくる」と言ってきたらちと注意が必要です。こういう展開を見越して、ダミーとかを準備してるかもしれませんので。話に出てきた言葉や用語で検索するとイイです。

◼️難しい言葉、知らない名称を使う

テスラのスターリンクとか、NTTのスマートシティ構想といった、もしかしたら聞いたことのない技術やサービスの名称を出てくるかもしれません。

まず、それが本当にあるものなのかはスマホで確認しましょう。「まだ未公開の情報だからどこにも載っていない」というフレーズがでてきたら、警戒レベルをグンと上げましょう。世の中に出回っていない、限られた人にしか共有されない情報は確かにあると思いますが、話し手の方がそんな情報にアクセスできる訳ありませんから。

もしその人がよほど信頼している方、社会的地位にある方とかでしたら、信用してもいいかもしれませんが。

で「〇〇ってあるじゃない?え、知らない?」と被せてきたら、もう警戒レベルMAXで良いと思います。

これは、知らないことが恥ずかしい、と相手に印象付けて負い目を感じさせ、知っている自分のことをスゴい人間と思い込ませる手口ですから。少なくても、私はそう捉えます。

◼️断った後のセリフ

・貴方なら分かってくれると思ったのに
・もっと野心ある人だと思ってた
的なことを言ってきます。コレは、最後に翻意できないかを賭けて放っている言葉かと思います。

心揺らぐかもしれませんが、あぁ上手くいかなった時のクロージングで使う言葉ね、と思ってヘラヘラと聞き流せばいいでしょう。

せっかく楽しい飲みだと思っていたのに、なかなかタフな会となりましたが、いやはや勉強になりました。

では。

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