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テスラになれなかったパナソニック

この記事を読むと、うーん・・・なるほどなと、考えさせられてしまう。確かにパナソニックはテスラにバッテリーを供給している。松下電器の時代から家電の大手。昔から乾電池は作っていた。最近はエネループか。(でも、それは三洋電機を買収して得たもの)
で、モータは?というと家電用のモータは昔から作っていただろう。洗濯機、冷蔵庫、掃除機なんて昔から作っていたのだから。車載のEV駆動用のモータは?と言うと、「パナソニック」名前はすぐ思い浮かばない。世間一般そうだろう。

しかし、昔の記事を検索してみると、パナソニックも車載EV駆動用のモータを作っていたようだ。

2018年なので、今から車載EV駆動用モータに参入しようか・・・といったタイミングなのだと思うが。

確かに・・・家電の技術があり、車載用バッテリーも製造していて、車載EV駆動用モータも製造しているならあと一歩でテスラみたいなEVが作れたのではないか?

今だから言えることかもしれないが、車は今一番、電子化が進んでいる分野。コンピュータの固まり。家電化している。EVになればなおさらだ。車は走る家電なのである。その点でソニーとホンダ連合に先を越されてしまっている。

パナソニックがテスラになれなかった、EVの分野に踏み込めなかった理由・・・
それは大企業故の決断力のなさ。リスクを負わない、負いたくないその心理だと思う。大企業の社長なんて、総理大臣のように、何年か間隔で交代する。それぞれの社長は自分が社長である任期の間だけ平穏無事、安泰であればいいのである。なので、あえてリスクを犯して当たらな分野に参入するより、部品として供給して確実な売上、利益を得ていたほうがいい・・・そんな心理がどこかで働いているのではないだろうか。

100ワニをパクって退職エントリでバズろうとしたけど、全然バズらなかったワニ。 副業のオファーあればよろしくお願いします。 Twitterのフォローもよろしくおねがいします。@180wani