ワニは去年の6月末で会社員を卒業(敢えて、「卒業」と言わせてもらおう)してフリーランスになりました。それまでの半年間は会社員だったので会社員としての所得がありました。去年は半分会社員、半分フリーランスだったわけですね。

会社員だと12月末に当然のように年末調整を受けることができますが、フリーランスはそんなものはありません。去年の会社員の半年分の年末調整を受けていないので、還付申告しました。還付申告のやり方はYouTube等にたくさん紹介されているので、去年退職して独立した人は参考にして、やってみることをお勧めします。還付申告は5年間有効です。ワニはこのYouTubeを参考にして還付申告したら、割と簡単でした。1時間程度で申請完了しました

さて、2023年初の目標にもある通り、こういった税金、制度に関する事務手続きを覚えるのも、フリーランスとして重要です。会社員時代は会社に任せておけばよかったのですが、フリーランスは誰もやってくれません。知らないと貰えるものが貰えなかったり、多く取られたり、損をしてしまいますから。フリーランスは自分の身は自分で守らないといけません。

さて、表題の話題の方ですが、

このグラフを見せつけられると「うー・・・ん・・・」と唸ってしまいます。

日本だけグラフが1990年代後半以降、頭打ちになっているのがはっきりわかります。この前はバブルの高度経済成長期でグラフが伸びているのはわかるが、バブルが弾けたのが1990年代の前半1991年とか1992年ぐらいだったかと記憶しています。それから、少しはその余力でGDPは伸びていたのだろうか?

他の国を見てみると、リーマンショックの2008年、コロナの2020に凹みがあるが、基本右肩上がりで伸びている。

で、・・・問題は何故、日本だけGDPが頭打ちなのか?日本は勤勉だし、学力も他の国に比べれば高いのに・・・なのにGDPが低い。他の国じゃ時間外労働なんて殆どしない国もあるのに、日本人は時間外労働で長時間、頑張ってるじゃないか。なのに、何故?

グラフの一番外側の線が企業とかが、生産活動でどれだけの付加価値を生み出したかを示している。ここのグラフが伸びていないということは、企業の精算活動で付加価値を生み出せていないということになる。それが企業の生産活動の労働原価である、給与も一緒に引っ張られ、伸びない。その悪循環になっている。

じゃ、一体我々日本人の努力は何処にいってしまったのか?どう考えても他国より勤勉で、長時間労働にも耐えているのに・・・

簡単に言い切ってしまえば、「金にならない努力をいっぱいしている」に尽きるのでは?

会社員時代もそうでしたが、無駄な会議(結論の出ない会議)、ただの顔合わせだけの出張、無駄な事務処理、意味のないやりとり。色々ありました。日本は「慣習」というのを重要視しますから、昔からやってることはそのとおりそれに習うという「習性」があります。(今だに昭和を引きづっているのもあるよなー、ある、ある)

そういったものを打破しないと、GDPは上がっていかないのでは?

そのひとつにシニア世代の有効活用

昭和の時代から一定数の「窓際族」と言われる人たちはいた。昭和の時代はそれでも、世代の年齢分布的に三角形型だったから企業はその人達のウィニングランを支えていけたのである。

平成、令和となって、言い方が「働かないオジさん」になっても意味は同じ。年齢分布が逆三角形型になるとそうはいかなくなる。どんどん人数の割合が多くなり、しかもこれらの人たちはGDPに貢献していない。

ならば・・・

これらの人たちをGDPに貢献するような形に制度を変えていくのが、これからの経営者の義務なんじゃないか?もう、昭和とおなじようなキャリアのレールの引き方じゃダメなんじゃないか?

もう、シニア世代を年齢で区切って、隅っこに追いやり、僅かな給与だけ与えて、見て見ぬフリするやり方、制度じゃダメなんじゃないか?

100ワニをパクって退職エントリでバズろうとしたけど、全然バズらなかったワニ。 副業のオファーあればよろしくお願いします。 Twitterのフォローもよろしくおねがいします。@180wani