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米ビックテックのリストラの日本への影響

リストラの嵐が吹き荒れる米ビックテック。Twitterはイーロン・マスクが大暴れ、7500人の半分をリストラする勢い。実際はもっとだろうが。Metaは約1万人、アマゾンも約1万人、googleもリストラするんじゃないかという噂も流れている。あとはどう出る?MicroSoft。Appleは今は様子見。

てな感じなので、日本のIT業界における影響が計り知れないが、今日のニュースだと、

ITRは、国内企業を対象に実施したIT投資動向調査の結果を発表した。2022年度のIT予算額が前年度から「増額した」と回答した企業の割合は、2021年の調査と比べて6ポイント増の41%。ITRは「IT予算の増額に前向きな傾向が続いている」としている。

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と、言っているがビックテックがリストラを発表する前の集計結果だろう。この集計結果だと2022年4月~2023年3月期は減ってない。と言ったって、こんなの目と鼻の先の話だ。その先はどうなるかはわからない。IT業界はいつもこうだ。「好調!好調」で「イケ、イケ」と調子のいいこと言っておきながら景気ちょっと傾くと手のひらを返したように、大量に余剰人員が出る。

採用に関しても、

厚生労働省によれば、2022年8月の全国有効求人倍率は1.32倍。地域差や職種・業界差はありますが、求人倍率はおおむね上昇傾向にあることが分かります。

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これもまた、ビックテックがリストラを発表するはるか前、8月の話ではある。これだけを見ると、まだまだ売り手市場、人手不足である。企業側が望む、マッチングする人材がいないと言っている。そもそも企業側が望むような優秀な人材は玉が少なく、もっと好条件の企業に既に刈り取られている。

一方、まだまだ売り手市場で求人倍率が1.0をはるかに上回っていながらも、「ITエンジニアの売り手市場に終わりが来る」と予測している人もいる。

今は、いいかもしれないがITエンジニアはあまり天狗にならないほうがいいかもしれない。

100ワニをパクって退職エントリでバズろうとしたけど、全然バズらなかったワニ。 副業のオファーあればよろしくお願いします。 Twitterのフォローもよろしくおねがいします。@180wani