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シティ準優勝・CL愛知シニア45位 ルリナと愉快な仲間たち【WTB】

0.はじめに

こんにちは。普段は東京でポケモンカードをしているハルゴンベと申します。

今回は3月21日に行われたシティリーグシーズン5シニアで準優勝、3月27日に行われたCL愛知シニアで45位という結果を残せたため備忘録を兼ねて執筆しました。よかったら最後までお読みください。

※アルセウス→アルセ、連撃ウーラオス→連ウーなどの略語や界隈用語を
多用しますのでご了承ください

1.環境予想(シニアリーグ)

  • tier1
    裏工作アルセウス ミュウVMAX
    tier2
    アルセウス〇〇
     連撃ウーラオス ダークライ ダイケンキ 
    tier3
    WTB 雪道インテレオン アルセウスジュラルドン 白馬バドレックス 

シニアリーグの環境ではミュウVMAXデッキを組めないプレイヤーがオープンリーグに比べて多く存在し、その分アルセウスVSTARなど他のデッキがオープンリーグに比べて多いと予想していました。
ですが、ミュウVMAXは他のデッキと比べて明らかにデッキパワーが抜けていたため勝ち上がった場合に当たる可能性が高く、tier1に置くかかなり悩みました。

2.WTBの制作経緯

このデッキの核となるカード、かがやくゲッコウガ
発表当時、多くの人が特性のかくしふだを注目していましたが自分は技にもかなり注目していました。
技のげっこうしゅりけんはたねポケモンの非Vで実質180ダメージと破格のスペックを持っており、非VのデッキにもVMAXのデッキにもサイドレースを有利に進めることができます。
過去にJCSを準優勝したスペシャルレーザーのネクロズマ(通称スペネク)がたねポケモン非V160ダメージという性能だったため、ゲッコウガも似たような活躍ができるのではないだろうかと思っていました。

自分が発売前に考えていたWTBはかがやくゲッコウガで盤面を荒らし、ケケンカニVやゲッコウガVunionでフィニッシュするというコンセプトでした。
当時の自分はモスノウと裏工作ラインを一緒にするのは枠や盤面再現度的に厳しいという先入観を抱いており、システムに裏工作を使用することを考えていませんでした。

【デッキコード】VdFF5k-j4GI5M-15Fk5v

そんな中でバトルリージョンが発売し、裏工作をエンジンとした構築が流行っていると聞いた時は驚きましたが、前々回のCL愛知で準優勝したインテレオンVMAXが裏工作とモスノウを両採用していたことを思い出して可能性を感じ制作することにしました。
↓初期段階で考えていた構築

【デッキコード】QnQLN9-EKPOo8-LggngL

そしてシティリーグが近づく中、デッキ相談をしていたなばば君(@hosi9391)から渡されたリストが良かったため、一部カードを変更し持ち込みました。

3.デッキリスト

【デッキコード】NNn6gN-RoXvvY-nnngnH

こちらがシティリーグシーズン5、CL愛知シニアで使用したWTBです。

採用カードについて

スイクンV 1
タフネスマントを装備して殴れば大体なんとかなってしまうため採用
こんな理由でいいのかわからないが本当にこんぐらいの理由()

スターミーV 1
WTB対面を練習していないアルセウスVSTARに対して試合を有利に進めることができるカード、だがスターミーVケアで盤面のエネルギーを絞られると腐りやすいため採用は後回しにしていました。
ですが、シニアリーグでスターミーVをケアするプレイヤーが少ない可能性に賭けて今回は採用することにしました。

ケケンカニV 1
このデッキのフィニッシャーで全てを破壊するポケモン
技のデストロヤーパンチは、ダメカン2個で210ダメージ+元々のダメカンでHP230のポケモンをワンパン、ダメカン4個で330ダメージ+元々のダメカンでHP370のポケモンをワンパンとまさにデストロヤー
逃げるエネルギーが4つなためスタートすると苦しいですが火力が火力なため採用しました。

ネオラントV 1
クイックボールがサポートになり事故を回避できるため採用しました。

かがやくゲッコウガ 1
このデッキのメインアタッカー
多くの対面でサイドレースを有利に進めれるため採用

インテレオン(裏工作)2
ほぼ全ての試合で使い、アクアバレットを使用する場合もあるためサイド落ちケアで2枚採用

インテレオン(クイックシューター)2
環境に多い裏工作アルセ対面でクイックシューター2回デストロイヤーパンチを使用したいため2枚採用

ジメレオン・メッソン 4-4
上記のインテレオンをフルで使用したいため最大枚数採用

モスノウ・ユキハミ 2-2
キバナを採用するためにユキハミの枠を削ったため2-2での採用になりました。

マナフィ 1
連撃ウーラオスとミラーを見て採用しました。

クイックボール 3
ハイパーボールを採用するため枠を削り3枚採用になりました。

レベルボール 4
初動に必要なメッソン、ジメレオン、モスノウ、ユキハミの全てにノーコストで触れるため最大枚数採用

しんかのおこう 3
1ターン目は使わないが2ターン目以降かなり重宝するため多めに採用しました。

ハイパーボール 1
インテレオンに触る4枚目のカードとして採用
初動でしんかのおこうを使うと山札からインテレオンに触る札が無くなり止まることが多々あったためクイックボールを削り採用しました。

たっぷりバケツ 2
裏工作でエネルギーを持ってくるカードとして採用しました。
枠の都合で必要最低限の2枚に抑えています。
ネオラントのアクアリターンを使用する場合は山札のたっぷりバケツの枚数に注意しましょう。

回収ネット 2
主にアクアバレットを使用する予定のない裏工作インテレオンを回収するために採用しています。
クイックシューター→回収ネット→クイックシューターなど汎用性が高いカードですが枠の都合で2枚にしております。

タフネスマント 2
攻撃したVポケモンが相手の攻撃を耐えるか耐えないかで大きく勝敗が変わるため多めに採用しました。

ふうせん 1
バトル場のポケモンV

ともだちてちょう 1
ボスの指令、ルリナ、キバナを複数使用したい場面が多かったため採用しました。

博士の研究 2
ほぼ全ての試合で1回使用するためサイド落ちをケアで2枚採用しました。

マリィ 1
友達手帳やルリナなど博士の研究でトラッシュしたくないカードを守るため採用しました。

ルリナ 2
博士の研究でトラッシュしたインテレオンラインや倒されたアタッカーを回収するため採用しました。
多く使いたい時はともだちてちょうで使い回すためサイド落ちケアで2枚採用しました。

ボスの指令 2
ほぼ全ての試合で1回使用するためサイド落ちケアで2枚採用しました。

キバナ 1
モスノウを使わずスイクンやスターミーを起動できるため1体しかユキハミを置けない試合で活躍します。
複数使用したい試合が少ないため1枚のみ採用です。

トレーニングコート 1
頂への雪道や崩れたスタジアムなど環境に張られたくないスタジアムが多かったため採用しました。
枠の都合で1枚です。

水エネルギー 6
必要最低限まで削りました。

キャプチャーエネルギー 4
初動を少しでも安定させるため採用しました。
重なった時は隠し札で切りドローソースにします。

不採用カードについて

ユキハミ(3枚目)
入れたいですが枠がなかったため仕方なく削りました。
61枚目のカードです。

トレーニングコート(2枚目)
1でも何とかなることが多かったため不採用になりました。

クイックボール(4枚目)
どうしてもハイパーボールを採用したかったためギリギリ削ってもいいカードと思い不採用になりました。

ラプラス(レイジングフリーズ)
自分には上手く使えなかったため不採用になりました

4.序盤の回し方

このデッキはジャンケンに勝ったら先攻を選択するようにしています。
後手のどんどんよぶによる安定性も捨て難いですが、先攻を取る裏目がミュウVMAX対面での後手1メロディアスエコーぐらいしかなく、先攻2ターン目に攻撃ができなくてもサイドレースで間に合う試合が多く存在するため、私はジャンケンに勝ったら先攻を選んでいます。

先攻1ターン目の理想

このような次の番のジメレオンを確定しつつユキハミと裏工作の元になるメッソンを2体置くことができれば完璧にです。

2ターン目はサポートからアタッカーの育成
できれば次の裏工作になる札まで抱えて置けるとベストです。
ここからは相手に応じてサイドプランを変えつつ攻撃していきます。

5.tier1対面のざっくりとした解説

ミュウVMAX 先手 3〜6 後手3〜6
ここ最近のミュウVMAXには結晶の洞窟が採用されており、ゲノセクトVにげっこうしゅりけんを当て続けるだけで勝てる従来のプランが通らず、またミュウVMXを攻撃すると逃げて崩れたスタジアムでトラッシュされてしまい、サイドを取り切るのが非常に難しくなっています。
オドリドリのじょうねつのしずくも厳しく、後手1で盤面からユキハミが消えるとスイクンVを動かす要求値が上がってしまいます。
そのためこの対面は、早い段階で作ったタフネスマント装備のスイクンVがどれだけテクノバスターを耐えて攻撃できるかで勝敗が決まります。
結論を言えば相手がパワータブレットを引くか引かないかです、ツールスクラッパーが入ってたら泣きましょう。

裏工作アルセウス 先手4〜6 後手3〜6
この対面では、序盤にスイクンVやスターミーVを駆使してサイドを2枚取った後デストロヤーパンチ2回でアルセウスVSTARを2体倒しサイドを取り切るのが理想です。
裏工作アルセウスは後手1でメッソンを倒すのが難しいので、先攻だった場合かなり有利にゲームを進めることができます。
なるべく早い段階でクイックシューターを作ると終盤の要求値がかなり変わるため意識してプレイします。
神のツラに拳を叩き込みましょう。

6.シティリーグシーズン5 & CL愛知シニア振り返り

シティリーグS5

余談ですが、珍しく定員32人全員参加でした。今までポケモンセンターのシティリーグに5回参加しましたが全員参加は初めてでした。
そして32人参加だと3-1でも予選落ちする可能性があり、オポネント落ちが怖かったです。

〜予選〜

1回戦 アルセウス白馬 後攻 ⭕️
攻撃できなかったターンがいくつかありましたが、非エクを壁にしたのと相手のミスに救われて勝ち

2回戦 悪軸アルセウスウーラ 後攻 ⭕️
1ターン目に相手が手張りできなかったため先殴りをすることができ、そのままテンポを取って勝ち

3回戦 アルセウスバレット 先攻 ⭕️
トリニティノヴァで6エネ付いたため、タフネスマントスターミーを作り攻撃。そのままサイドレースを有利に進めることができて勝ち

4回戦 ミュウVMAX 先攻 ❌
ケケンカニVスタート😇😇😇😇😇😇😇😇😇😇😇😇😇😇😇😇😇😇

予選3位通過

〜トナメ〜

準々決勝 ミラー 先攻 ⭕️
まさかのWTBミラーw
マナフィのいない盤面に先2げっこうしゅりけんが決まり、相手が攻撃できない盤面を作れたため勝ち

準決勝 雪道インテ 先攻 ⭕️
インテレオンVMAXのキョダイウズマキのダメージをベルト込み150だと勘違いするプレミをしてネオラントを取られる😇
だがクイックシューター2体を作り、デストロイヤーパンチを3回叩き込めたため勝ち(インテVMAX→インテV→クイックシューター 3-2-1)

決勝 裏工作アルセウス 先攻 ❌
けけぇんぎゃにしゅたぁぁぁぁとぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉおおおおおお😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭
何ならメッソン2落ち😇😇😇😇😇😇😇😇😇😇😇😇😇😇😇😇😇😇😇😇😇😇😇😇

3度目の決勝卓でしたがまた負けてしまいました…

CL愛知シニア

シティリーグで使用した60枚と同じものを持ち込みました。
前日に起きた公式によるテロで60枚全てがプレイヤーズクラブで公開されていました。

〜予選〜

1回戦 悪軸工作アルセウス ❌
お互いに事故り、自分はどんどんよぶを使用してから3ターンほぼドローゴーでした。
相手のアルセウスがトリニティノヴァを使用したタイミングでキバナからスイクンVを起動させて逆転を目指しましたが、時間が切れてしまい投了

2回戦 アイアント ⭕️
スイクンVで殴り続けて勝ち

3回戦 雪道インテ ⭕️
相手が事故って勝ち

4回戦 連撃ウーラ ❌
マナフィスタートのメッソン2落ちでルリナに一生触れず負け

5回戦 工作アルセウス ⭕️
相手が博士の研究でサポートを多く巻きみ、大事な局面ボスの指令を使われなかったので勝ち

6回戦 アルセウスアーマーガァ ⭕️
デストロイヤーパンチが上手く決まり勝ち

7回戦 悪軸アルセウーラ ⭕️
相手がトリニティチャージで3エネ付けたためスターミーVが暴れ、最後はデストロイヤーパンチで1000を超えるダメージを出して勝ち

首の皮1枚繋げ完走まで生き残りました…!!!

7.おわりに

シティリーグではまた最後に負けてしまいました。2度あることは3度あるって言いますしね…

ですが、今回のシティリーグでCSPランキングを8位タイにまでにまで上げることができました!

もしかしたら今年はロンドン旅行があるかもしれません…!

最後までお読み頂きありがとうございました!

質問などあればTwitter(@harugonbe1941)のDMにお願いします。






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