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わたしの書いた詩です

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詩(のようなもの)です
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#散文

たやすいこと

夜明けの終わり。 カーテンの隙間から差し込む明かりが、 あなたの頬にそっと色を乗せる。 …

M
6か月前
5

ラストレター

「あなたのことなんか、好きにならなければよかった」 と、君は言う 「君となんか、出会わな…

M
1年前
4

am5:00

まるでこの世には私一人しかいないみたいだ。 街が静まり返る、朝の5時。澄み切った空気を纏…

M
3年前
12

昼間のラブホテル、踵がつぶれた靴、街ですれ違った昔の恋人、明け方に吸う煙草。どれも等しく罪ではないのに、いけない気持ちになるのはなぜだろう。私たちはこうやって、どうしたって、自分の力では消せない想いを、いつまでも漂わせている。無力で美しくて醜い、この想いを。永遠に、漂わせている。

M
3年前
13

冬は

星空を見上げながら涙を流したい 東京の夜景に溶ける無数の光を指でなぞってみたい 本屋さん…

M
3年前
11

惟る

夜中、ぼんやりと考えていた。 一定数の人間は 失われることより失うことの方が怖い だから …

M
4年前
9

おかえり

きみはあまりにも残酷だ。 ぼくの気持ちなんてお構いなしに 強引に手を引っ張って連れ出そうとするから。   きみはよく色んな言葉で褒められているけど ぜんぜん 優しくないし ぜんぜん 美しくない。 でも 嫌いになれない。   きみが放つ光は 容赦なくぼくを絶望へと導く。 ぼくが大きな声で泣いていても 誰ひとり気づきやしない。 みんな 自分のことで精いっぱい。 きみがいるからだ。 だから ぼくはきみがいなくなるのを待っている。   きみがいなくなると