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夜明けの終わり。 カーテンの隙間から差し込む明かりが、 あなたの頬にそっと色を乗せる。 …
「あなたのことなんか、好きにならなければよかった」 と、君は言う 「君となんか、出会わな…
まるでこの世には私一人しかいないみたいだ。 街が静まり返る、朝の5時。澄み切った空気を纏…
星空を見上げながら涙を流したい 東京の夜景に溶ける無数の光を指でなぞってみたい 本屋さん…
夜中、ぼんやりと考えていた。 一定数の人間は 失われることより失うことの方が怖い だから …
きみはあまりにも残酷だ。 ぼくの気持ちなんてお構いなしに 強引に手を引っ張って連れ出そうとするから。 きみはよく色んな言葉で褒められているけど ぜんぜん 優しくないし ぜんぜん 美しくない。 でも 嫌いになれない。 きみが放つ光は 容赦なくぼくを絶望へと導く。 ぼくが大きな声で泣いていても 誰ひとり気づきやしない。 みんな 自分のことで精いっぱい。 きみがいるからだ。 だから ぼくはきみがいなくなるのを待っている。 きみがいなくなると