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都会へ向かう列車の窓辺に:GLAY第133曲『初恋を唄え』

午前4時 あなたの家の上で輝く星は
これからも あなたの未来きっと見守るでしょう

タクロー、『GUlLTY』なんていうアルバムにしれっとこんな良い曲忍ばせたらあかんで。
てことで、本日は12thアルバムの隠れた名曲「初恋を唄え」をピックアップ。

ストリングスとピアノの柔らかなイントロ、
誠ちゃんとTERUの安定のアンサンブル、
歪ませずにしっとり伴奏するホサギター、
卒業と同時に上京する私が、心にそっとしまった初恋を唄ったバラードである。この曲とともに自分の青春時代や卒業を思い返しては心が締め付けられる。

私が好きなポイントは、
2番Aメロのバックで流れる「ピンポン、ピンポン」という優しいギターの音色。
そして、間奏終わりの感動的なメロディ。

都会へ向かう列車の窓辺に
伝え切れなかった恋など置いてゆきます

この歌詞はいいなぁ。
車窓の外を眺めながら、言えなかった初恋に想いを馳せる。
「でも、もう振り返るのはやめよう。」
電車が目的地についた時、新しい未来へと歩き出す、その瞬間の決意が、この歌詞にとてもよく表現されていると思う。

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