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クロノスとカイロスについて:GLAY第142曲『chronos』(2009)

クロノスとカイロスはギリシャ神話に登場する"時を司る神"である。
クロノスは、私たちが普段「時間」とよんでいるような客観的な時を表すのに対して、カイロスは主観的な時を表し「機会」や「チャンス」といった言葉で表されることが多い。
また、クロノスは白髪の老人の姿をしているらしいが、カイロスは前髪だけのおじさんの姿をしているらしい(!)なんでも、カイロスは来たと思ったらすぐに目の前を高速で過ぎ去り、気づいた時にはすでに自分の前を去ろうとしている状態で、掴まえようと思っても後ろ髪がないから掴まえられないとの事。まさに"チャンス"やな。

さて、今日はそんなギリシャ神話の神の名を持つGLAYの楽曲「chronos」を紹介したい。

クロノス(Wikipedia)

なにはともあれ、インストゥルメンタルの曲なんだけど、GLAYがデビュー15周年を迎えて「SAY YOUR DREAM」という大曲を仕上げ、そのイントロ的な存在の曲なのである。
そう思うと、歩んできた時間とか歴史の重みを感じるような曲に聴こえる。

15周年というのは2009年のこと。
来年には2024年になり、30周年を迎えることになる。
15周年の時にも「GLAYいろいろあったな」と感慨深い気持ちになったもんやけど、あれからまた同じくらいの歳月、活動を続けたと思うと本当にしみじみと感じるものがある。

30周年はどんな年になるのかな。

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