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GLAY第129曲『GONE WITH THE WIND』(1995)

2023年に再アレンジ版『GONE WITH THE WIND -GEN 3-』がリリースされたところだが、今日は敢えて1995年のオリジナル版を紹介したい。

『ずっと2人で...』のカップリングのような存在なんだけど、実際は『ずっと2人で..,/GONE WITH THE WIND』の両A面シングルらしい。ジャケットにも、両A面だというふうに書かれているし、C/W ACID HEADと、あくまでカップリングは「ACID HEAD』であると書かれている。

それなのに、カップリング曲だけを集めた『Rare Collective』に収録されたり、また一方ではシングル曲を網羅した「Great Vacation』に収録されていたり、はたまた先ほどGLAYのHPを見たら、5thシングルは単に『ずっと2人で...』と書かれていたり。本当に立場が安定しない曲だ。そんな申し訳なさを込めて再録したのがGEN 3ってか!

曲は5分34秒と長いのだが、ミステリアスなイントロからバンドサウンド、メロディアスなサビ、と飽きない展開で構成されている。

私は"息の長いサビフレーズ"ってのが好きで、たとえば、レミオロメンの『もっと遠くへ』とか、ラフマニノフの交響曲第2番第3楽章とか、GLAYで言えば『pure soul』とか『千ノナイフガ胸ヲ刺ス』とか。それと比べると『GONE WITH THE WIND』は8小節でフレーズが繰り返しになるのでそんなに息が長いこともないんやけど、4小節目から5小節目の間が、落ち着くのではなく展開&上昇になっているところが、"息の長さ"を感じさせる要因になっているのだろう。

タイトルは映画『風と共に去りぬ』から来ているんやろうけど、TAKUROはホンマに映画から曲名付けるのが好きやなあ。

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