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おー留守だったど、伊豆湯。GLAY第305曲「ALL STANDARD IS YOU」(2001)

新しい扉を開くときはドキドキするものだ
まばゆい未来が広がっているかもしれない
あるいは、期待はずれの未来かもしれない
もう元の場所には戻れないかもしれない。

「ONE LOVE」の一曲目を再生した時の、
あの衝撃と興奮は、今でもよく覚えている
バンドサウンドではないスクウェアな音、
ベースとバスドラの重低音、ピアノのリフ。

以前には無かったGLAYの全く新しい扉。
程なくして歌が入り、TERUの悲しげな声
「思い切り 人を傷つけてしまいたい。
 それでしか 自分の存在を語れない。」

歌詞は前作HEAVY GAUGEの模倣だろう。
愛を放棄した自分、眠れぬ真夜中、そして
狂った現実を突きつけられるという絶望。
BEFORE I'M DEAD どうして気づかない?

前作はアルバムを通して絶望が貫かれるが
ONE LOVEはすぐ身近な愛の存在に気づく
 ーあなたの幸せ 願わない日はないー
GLOBALなCOMMUNICATIONへ発展する

あなたの優しさ降らない日はない
あなたの夢を見ない日はない
あなたの空が曇る日はない
あなたの歌が届かない日はない
あなたの温もり求めない日はない
あなたの未来支えない日はない
あなたの道を照らさない日はない
あなたの笑顔に酔わない日はない

ないないばかりじゃ意味がない
"NO NO 君をさらいたい"じゃない
もう恋なんてしないなんて言わない
1999 count down to 1999でもない
チカラもないお金もない
ナイナイばっかでキリがない
テレビもねぇ ラジオもねぇ
クルマもそれほど走ってねぇ

いないいないばぁ!

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