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みんな好きっしょ? GLAY第294曲『すべて、愛だった -La vie d'une petite fille-』(2004)

本日は、雷蔵さん、リクエストの『すべて、愛だった -La vie d'une petite fille-』。
副題はフランス語で"ある少女の人
生"という意味である。

2004年という微妙な時代に似合う、別れと旅立ちをテーマにした非常に繊細な曲である。

今日も、個人的おすすめポイントを紹介しようかな。

まず最初のポイントは、イントロだ。
Bmの暗い音から始まる。曲全体はメジャー調の明るいコード進行なのだけどイントロだけはちょっと陰鬱な雰囲気から始まるのだ。この表現は結構いいなぁと感じる。

次にAメロ。"愛されて 愛されて 愛知り初める頃"というメロディの裏でベースがとても胸キュンな裏メロを奏でているのだ。ここは個人的な聞きどころやと思う。

そして真打ちは、みんな大好きBメロ。
ぶっちゃけ、みんな好きっしょ?このBメロ。

"友達より近づいて 唇にそっと触れてみたい
隠せぬ想い 見破れてる
恋なんて言葉すら しばらくは知らずにいたね
ただ ひたすらにただ 大事に想っていたんだ"

このBメロは最初聴いた時は鳥肌立ったし、
いまでも聴くと胸がときめく。

朝露に濡れた、もぎたての林檎の果実のようなフレーズだと思う。
このフレーズ、2番もいいねん。

"いつだって迷ってた
かけがえない想い出もあったし
あなたと居ると 不思議と素直になれた
少しずつ 少しずつ こんな日が来る事分かってた
出逢いもあれば別れもあるね またね"

たまらない瑞々しさやなぁ。

ちなみに、この曲はAcostic versionも同時にリリースされていて、そちらはピアノ、アコギ、フルート、ストリングスによるアレンジになっている。

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