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きっちり伏線回収する曲:GLAY第125曲『WORLD'S END』(2007)

高速8ビートといえばこの曲だろう。
飼い猫と飼い主の永遠の別れを描いた曲『WORLD'S END』、その名のとおり「世界の終わり」である。
9thアルバム『LOVE IS BEAUTIFUL』の9曲目を飾るHISASHI作曲のナンバーである。

ギターのアプローチがとにかく面白い。
ポイントは、イントロのHISASHIとTAKUROによるユニゾンのメロディ。これがサビ明けにメロウに展開されるところも聴きどころなんだけど、
この2音ずつ進行する「テレテレテレテレ...」というリフ、どこかで聴き覚えないだろうか?

そう、アルバム『LOVE IS BEAUTIFUL』のオープニングを飾るキラーチューン『ROCK'N ROLL SWINDLE』のリフとよく似ているのだ。

『ROCK'N ROLL SWINDLE』の冒頭で、印象強く打ち出したこのメロディが、9曲目で展開されてる〜〜という感動。
そして、HISASHIの視点で描く『愛の美しさ』というものが『WORLD'S END』には込められている。まるで『LOVE IS BEAUTIFUL』を貫く精神を、このリフに表現しているかのよう。

そんな伏線回収だらけの『WORLD'S END』をどうぞ♪

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