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REVIEW2.5について語ってみた:GLAY第297曲『BLACK EYES SHE HAD』(2009)


2020年、GLAYの4枚組ベストアルバム『REVIEW Ⅱ ~BEST OF GLAY~』が発売される傍ら、もう一つのベストアルバムが、ひっそりと配信限定でリリースされていた。

その名も、「REVIEW 2.5」。

このベストアルバムは次のようなコンセプトを持つ。

ベストアルバム「REVIEW Ⅱ~BEST OF GLAY~」はメンバーそれぞれが"今伝えたい曲"を選び収録した作品だが、「REVIEW 2.5」は『ベストアルバムには入らなかったが、追加で入れるのであればこの曲』といったコンセプトでメンバーが選んだ12曲で構成された、配信限定アルバム。

G-Directより引用

つまり、よりコアなファン向けの選曲になっているという事のようだ。
「REVIEW Ⅱ~BEST OF GLAY~」は盤ごとに、GLAYのメンバー4人それぞれが選曲したものとなっていた。1枚目はTERU選曲で函館を思わせるラインナップ、2枚目はTAKURO選曲で新たなMIXによりGLAYの王道を感じさせるラインアップ、3枚目はHISASHI選曲でスタジオライブによる録音盤、4枚目はJIRO選曲で「これでツアーをやりたい」というセレクトになっている。

さて、「REVIEW 2.5」はと言えば、全12曲の構成なんだけど、
今日は「それぞれの曲は、どのメンバーが選んだ曲なのか?」ということを考察してみたいと思う。
まず、全12曲のラインナップはこれだ。

1. the end of the globe
2. if 〜灰とダイヤモンド〜
3. 運命論
4. Precious
5. 都忘れ
6. Satellite of Love
7. 1988
8. 恋
9. BLACK EYES SHE HAD
10. SORRY LOVE
11. 冬の遊歩道
12. I will〜

予想以上にマニアックな選曲やよね・・・?
「REVIEW Ⅱ~BEST OF GLAY~」のほうも結構びっくりしたんだけど2.5はすごいな。
でも!賢明なGLAYファンの諸君なら、誰がどの曲を選んだのか、なんとなく分かるようなラインナップになっている気がする。ただ、ちょっと難しいところもある。外れてたら申し訳ないのだけど、個人的には以下のような選曲かなと思う。

1. the end of the globe(TERU)
2. if 〜灰とダイヤモンド〜(TAKURO)
3. 運命論(JIRO)
4. Precious(TAKURO)
5. 都忘れ(TERU)
6. Satellite of Love(TAKURO)
7. 1988(HISASHI)
8. 恋(JIRO)
9. BLACK EYES SHE HAD(HISASHI)
10. SORRY LOVE(JIRO)
11. 冬の遊歩道(HISASHI)
12. I will〜(TERU)

TERUは分かりやすいなと思ったけど「都忘れ」は少し自信ない。
HISASHIは「1988」が自作の中で一番好きだと言っていたし「冬の遊歩道」はバラードなのに歪みまくったギターソロを気に入ってそう。
JIROは難しかったけど、半分は消去法。なんとなく思い入れありそうな曲である。
TAKUROはやはりここでも王道。だけど「if~灰とダイヤモンド~」の選曲はとっても意外である。
とまぁ、何の根拠もない予測なんだけど。

ところで、「REVIEW 2.5」の中で、私が最も意外だったのが「BLACK EYES SHE HAD」である。この曲は2009年のアルバム「The Great Vacation vol.2」に収録されているのだけど、正直ノーマークだった。アルバムの中でも目立った曲ではないし「REVIEW 2.5」に入っているのを見て「あれ?嘘でしょ?」って思った曲だった。
実際にじっくり聞いてみると、GLAYっぽくないというか、どこかスマートというか、お洒落というか。そういう所がウケそうだなと思う。カッコいい曲なんだけど、GLAYってもっと泥臭い曲のほうが似合うなって思うからノーマークだったのかな?!
あと余談なんだけど、Bメロを聴くと「ビーダマン」を思い出す。

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