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映画ブラックスワンとGLAY第249曲「Missing You」(2000)

2011年の映画『ブラックスワン』を覚えているだろうか?
優等生で真面目なバレリーナが、邪悪で魅惑的な黒鳥を演じることに苦戦するなかで、徐々に精神が崩壊していく物語である。

この作中で、

鏡越しに映る自分が、自分と違う動きをする

というシーンがある。
すごくホラーかつミステリアスなシーンで、私はすごく好きなシーンなんだけど、GLAYの『Missing You』に同じようなシーンがある。
ブラックスワンは2011年、『Missing You』は2000年なので、同時期というわけではないのだけど、なんとなく似ている世界観。

『Missing You』のMVは厳密には鏡というより、同じ空間上で向き合っている自己というイメージで作られている。
どうやら別角度で撮影したものを組み合わせた完全対照の画と、別撮りを組み合わせた画があるみたいだ。

必見は、0:52のシーン。
手前のTERUがくるっと振り返ってコチラを見るシーン。

怖い、怖すぎる!

『Missing You』は楽曲としても秀逸で、ゴリゴリに歪んだギターとストリングスが主役のアレンジになっている。
ポップ路線で来ていたGLAYだけど、ここでロックなGLAYを見せつけたって感じで、最高の一曲である。

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