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一つの時代の終わりにて:GLAY第312曲「REAL SHADOW」(2009)

どうも、ファルセット部の部長です。
TERUのファルセットってええですよな。
そう、ファルセット。
高音ハイトーンではなくて、ファルセット。
つまり、裏声。
Way of Differenceのような、
あるいはRUCAのような
ファルセットを基本とした曲もいいんやけど、
メロディに引っ張られるように
部分的にファルセットになるのも良い。
"風にひとり"とかBETTY BLUEがそれなんやけど、
REAL SHADOWに勝るもんはないやろ。

てことで、本日紹介するのは、
2009年、Great Vacation vol.2収録の、
REAL SHADOW」。

てか、みんなこの曲知ってる?笑

って所から入らなあかんくらいマイナー曲やけど、
私はこの「REAL SHADOW」に、ちょっと切なさ感じるのだ。

GLAYは2006年から、
その音楽性が"ロックンロールの追求"って感じだったけど、
2009年のベストアルバム、グレバケvo.1、グレバケvol.2のリリースをもって、一つの時代に区切りをつけることになるのだ。

そして、REAL SHADOWの曲調は、そんな時代のロックを具現化したようなものである。
それがGreat Vacation vol.2のラストを飾るナンバーになっているのだ。
切なさを感じずにいられない。

それに、イントロのコーラスや、サビのファルセットなど、どこかテクニカルで粗野なロックを求めていた2006年からここまで進化したよって言われてるような感覚にもなる。

深読みしすぎなんやけど。笑

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