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ガラケーで着メロ作ってた時代:GLAY第29曲「Savile Row~サヴィルロウ3番地~」

成田へと向かう車に揺られて
夏の残り香 感じながら 今日ロンドンに行く
高速の流れは順調 幕張まであと少し
そっと目を閉じ思い馳せる 遠い日のように
「Savile Row〜サヴィルロウ3番地〜」(1999年10月リリース)より

今日のSunday Morningはすっきり晴れてて気持ちいいですね。
そんな日に紹介するのは、雷蔵さんからリクエスト頂いた「Savile Row〜サヴィルロウ3番地〜」。


一緒にライブに行くGLAYERが一番好きな曲だと言っていた。その気持ち、分かる。

「もう一度声を聞きたくて取り出すケイタイは便利だね」という歌詞に時代を感じるよね。
ガラケーが凄い勢いで発達した時代。光るアンテナ、ジャラジャラのストラップ、そして、自分で作る着メロ。私が初めて作った着メロは、「ここではない、どこかへ」やったな。

最初は単音メロディやったけど、パカパカになる頃には複数のトラックを重ねたり楽器を選べたりして、それで作ったのがラルクの「侵食〜lose cotrol」だった。懐かしいな。

「Savile Row」の冒頭の歌詞で、思いを馳せているのは、1999年7月31日、幕張で行われた20万人ライブである。

GLAYは20万人ライブの後、ロンドンでのレコーディングに向かうのだが、「夏の残り香」といっているので9月頃だろうか?

成田空港へ向かう高速道路で、幕張を通りすぎる時、数週間前におこなった動員数世界記録のライブを、昔のことのように想起する。

この頃、TAKUROは燃え尽き症候群のような状態になったと言うが、その心中は必ずしもマイナスの感情だけではなかっただろう。

支えてくれる周囲への暖かな感情と未来へのささやかな希望。そんなものがこの歌に詰まってる気がする。

とはいえ「20万人の次は何を目指しますか?」
という、この頃、メディアに問われまくったという質問に対する思いは以下の歌詞に込められてるね。

時代のニーズとやらは 身勝手なもんだと言いながら
また誰か 闇に向かい派手に唾を吐く

※この曲を紹介してほしい等ありましたらコメントにてリクエストください♪

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