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バランスの美しさについて:GLAY第65曲『いつか』
こんにちは。多忙ウィークを乗り越え、長時間の睡眠から帰還したメッキ張りのヒーローです。気がついたら東京は桜の開花宣言がなされ、気がついたら風邪をひいていました。。
さて今日は2005年3月リリースのシングル『いつか』、雷蔵さんからのリクエスト。「一発撮りの良さ」の回で映画やMVの話をした時に、雷蔵さんから「いつか」のMVのコメントをもらい、そういえばGLAYにもMV制作にとてつもない気合いとアイデアの入ったものがあったな、と思い出した。画面を4つのコマ割りにしてそれぞれの画面をメンバーが行き来するという斬新すぎるMVだ。
改めて見るとよく出来てるなぁというか、頑張ったなぁというか。
MVの面白さは観ていただければ分かると思うので、ちょっと別の視点で書いてみたいんやけど、
こういう画面構成にできるバンドってGLAYくらいしかいないんじゃないか?
と思う。
なぜなら、メンバーそれぞれが個性的で、それぞれがちゃんと人気があるキャラじゃないと、こういう画面は画がもたないし華がない。で、そういうバンドはGLAYくらいしかいないんじゃないだろうか。他のバンドは1人が際立っていたり、バランスが偏っていたりする。勿論、私自身がそれほど多くのバンドを知ってるわけではないので探せば他にも存在するかもしれない。ただ極めて稀有であることは確かだろう。ビートルズは4人それぞれ個性的やし魅力的やけど、どうしてもポールとジョンが際立ってしまう。NIRVANAはもうカートが全部持っていってしまうし、ミスチルは桜井さんである。レッチリは意外と4人全員バランスいいかもしれないがメンバーが安定しないので。
GLAYは下のようなジャケットが本当に画になる。
まぁビートルズのリボルバーの真似なんやけど。
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私がGLAYを敬愛する理由の一つが、そのバランスの良さである。もはや美しささえある。カリスマ性があってポジティブなTERU、音楽センスの光るHISASHI、バランス感覚とカスタマー視点のあるジロー、そして統率力のTAKURO。みんながちょうどよいバランスでGLAYを作っているのだ。
余談なんやけど、昔ニコニコ動画が流行った時代にGLAYの曲を口先だけで歌っていた「オタクサラリーマン」って知ってるかな?結構クオリティが高くて「いつか」を歌ってるのがあったのでこちらに掲載しておきたい。
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