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見たい景色があるから、「うまくいかない」が出現する。

尊敬する友人、笈川さんから新年のご挨拶ともに動画を共有いただきました。

転機、心の支え、幸せとは。言葉を丁寧に選びながら、虚心坦懐に語られたインタビューは、聞いていて心が洗われました。今や輝かしい経歴や実績に目が行きがちな笈川さんですが、「上手くいかないことがたくさんある」という言葉が印象的でした。その言葉を聞きながら、自分の中で何かが共鳴しました。そういえば、最近、「上手くいかないことばかり」と思っているぞ。

なぜ上手くいかない、と思うのでしょう。

この答えとなる感情を出現させるには、問いとなるものが必要です。
それは何かというと、ビジョンです。見たい景色とも表現できます。

ビジョンが明確に慣ればなるほど、そのビジョンとの差分がはっきりとします。そして、未来にあるビジョンまで、時間軸の陸上トラックに「できない」「上手くいかない」空の箱がズラーと並べられます。ビジョンにたどり着くには、愚直にひとつひとつの「できない」「上手くいかない」箱を行動で埋めていかなくてはなりません。埋めていく過程で、じつはジャンプできる「できない」があったり、ビジョンに早くたどり着く迂回路を見つけたりします。
つまり、「最近の自分はだめだ。全然上手くいかない」と思っている状態はビジョンを持っている状態とも言えるわけです。


で、話を自分に戻すと、ビジョンは明確なのです。日本文化をアップデートする。これにつきます。そのための和歌披講であり、サムライ文化の発信なのです。幸か不幸か、人は一度ビジョンが見えると、そこに強い憧れを持ち、離れることが容易ではありません。見えてしまったが最後。あとは行動あるのみです。

「できない」「上手くいかない」を直視しつづけるってなかなかハードゲームよね。

ゲームしようかな。


ごちそうさまです。


追伸:インタビューの中で触れられた笈川さんの本はこちら。
こうして僕は自分の生き方を見つけた (東洋出版 2013)
https://www.amazon.co.jp/-/en/%E7%AC%88%E5%B7%9D%E5%B9%B8%E5%8F%B8/dp/4809676854/




まさかお金が振り込まれることはあるまい、と高を括っているので、サポートされたら、とりあえず「ふぁ!」って叫びます。