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レインボーブリッジを歩く.2

前回の投稿でレインボーブリッジが意外と懐かしさ溢れる施設だったところまでご紹介しました。

今回は橋からの景色をお届けしたいと思います。もちろんソーシャルディスタンスは保ちながら。そして不要不急ではあるけれど生きるうえで必要な息抜き程度に楽しむのが今の時代のエチケットだと考えます。

エレベーターを降り外に出ると。

いきなり車道が目に飛び込んできます。
トンネルの様に反響しているので自動車の騒音はなかなかの迫力です。そして海の上なので風が強い。歩道が狭いので慣れるまで不安な気分になります。

しかし海沿いを眺めてみると実に気持ち良い。先ほどは不安さえ覚えた風も心地よく感じるので不思議です。
中心に見える東京タワー。歩くと少し遠いですが自動車なら10〜15分もあれば足元まで行けるくらいの距離です。

さえぎる物がないので眺望は素晴らしいの一言。スカイツリーもひょっこり顔を覗かせています。
この景色が無料で楽しめるのは優越感すらありますね。

遊覧船も気持ち良さそう。なんか海外に来たみたいな景色。
でもちょっと人が多いかな。。人混みを気にせず遊べる日常がまた訪れるのを願うばかりです。

見上げると首都高速が。
クルマでは見慣れた『TOKYO 2020』の標識が見えました。交通量がそんなに多くなかったからか揺れや上からの騒音も感じず、すぐ上が高速道路だと言うことをこの標識を見るまで忘れていました。

半分を過ぎた辺りからお台場方面への興味が勝ってきました。橋の反対側にも遊歩道があるので復路の景色への期待もあり歩くのは苦になりません。

もうすぐ対岸。正直この景色も飽きてきたなぁ‥と感じていた頃、振り返るとこの景色。
レインボーブリッジ、ビル群、そして東京タワー。あー、なんて『THE 東京』な景色。
そんな長い距離を歩いた訳ではありませんが妙な達成感があります。

ちょっと観光くらいの気分ならお台場方面からこの景色だけ見て帰るのもアリかもしれないですね。。。

水陸両用バスが走っていました。中には楽しげな親子の姿が。でもこのビル群と楽しそうな特殊なバスのコンビネーションを外から眺めるのもなかなか良いものです。

到着。
お台場の入場口は芝浦よりも平凡です。
東京オリンピックの資材置き場になっているようで無機質な壁に囲まれてしまっているのは少し残念。
ではお台場の景色を見ながら帰りましょう。

あー、いわゆるお台場という景色ですね。
安心感すら覚えます。

少し進むと反対側へ行ける抜け道が。

レインボーブリッジの足元。
建造物マニアな気持ちがある方ならちょっとワクワクするポイントです。

ホント、骨みたいですね。
こうなってたんだ。気分は大人の自由研究です。

お台場方面から入ると上り坂なので進むにつれて広く見渡せるようになります。そんな急坂ではないので疲労感は少ないですが日射しを遮るものがないのでジワっと汗ばんできました。。

レインボーブリッジの一般道部分の特徴であるループ部と対岸の景色。船の往来が多く港町に来たような気分です。

クルマでこの標識見るとワクワクしちゃうんですよね(笑)

ここまで来るとあと少し

到着。

写真を撮りながらダラダラと歩いて往復1時間15分でした。1時間以上と聞くと長く感じますが東京らしい景色と心地良い海風で飽きることなく気持ちよく歩けました。

まだまだ続くであろう自粛生活、日常+αなところに楽しさを見出すのが今の時代の楽しみ方なのではないでしょうか?

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