現代における、サイバーセキュリティの重要性について

インターネットが普及した時代になり、便利な世の中になりました。色んな情報のアクセスが容易になった今、同時にその危険性についても考えるタイミングが来ているのではと感じております。今回は"サイバーセキュリティ"について、私が思う基本的な知識についての記事を書こうと思います。サイバーセキュリティはすべての企業にとって必要不可欠になっています。オンラインでの業務が増えるにつれて、サイバー脅威の可能性も指数関数的に増大しています。

企業はなぜサイバーセキュリティを気にすべきなのか?

2019年、世界的なサイバー攻撃の43%が中小企業を対象としていました。さらに驚くべきことに、サイバー攻撃を受けた中小企業の60%は、攻撃を受けてから6ヶ月以内に営業を停止しています。この統計は、ビジネスに対するサイバー脅威の壊滅的な影響を強調しています。サイバーセキュリティ対策を理解し、実装することは、企業にとって生き残るためには不可欠であることがわかります。

サイバーセキュリティの基本

サイバーセキュリティとは、基本的にデジタル攻撃からシステム、ネットワーク、プログラムを保護することを指します。これらの攻撃は、しばしば、センシティブ、及び貴重な情報へのアクセス、変更、または破壊、またはユーザーからの金銭的な要求を目的としています。ここでは、今から対策として活用できるサイバーセキュリティの基本的な要素をいくつか紹介します:

複雑性のあるパスワード

最もシンプルでありながら最も効果的なサイバーセキュリティ対策の一つは、複雑なパスワードを使用することです。各SNSアカウントなどには異なるパスワードを設定し、第三者のアプリなどでパスワードマネージャーを使用し、一括管理することがおススメです。パスワードは複雑なのは当たり前として、文字、数字、特殊文字を混在させるとより効果的です。そして、犬の名前や誕生日は、SNSが普及した現代では意外と秘匿性が低いので・・パスワードにすることはおススメしません!

二要素認証

二要素認証(2FA)はセユーザーが自身を証明するために異なる2つの認証要素を示す手法です。この方法は、パスワードを知っている攻撃者からのユーザーログインを保護します。つまり、2FAを活用すればパスワードが「password123」であっても、一応安全ということです・・まあ、そうは言っても、そのパスワードは変更しましょう。

定期的なソフトウェア更新

ソフトウェアとオペレーティングシステムを最新の状態に保つことが重要です。定期的な更新は、セキュリティの脆弱性を修正し、システムを安全に保つのに役立ちます。家の鍵を新しくするようなもので、古い鍵はもう使えない、と覚えておくといいと思います。

従業員のトレーニング

従業員は、サイバー脅威に対する最初の防衛線となることが多いです。定期的なサイバーセキュリティのトレーニングは、さまざまな種類の脅威についての認識を高め、社員が企業の情報をどのように守るか、を再確認する場となります。企業に所属していると、研修の一環で勉強することもあると思いますが、とても大切なことだと私は思います。

まとめ

サイバーセキュリティという概念を、端末の使い手であるユーザー自身が意識しておくことはとても重要だと思います(特にスマホなどは、システムが仕組みとしてユーザーを守ってくれていることがほとんどですので・・)。前述したように、情報が漏洩した企業は顧客の信頼を失い、ほぼ一撃で倒産します。この記事で概説したサイバーセキュリティの基本を理解し、日々意識することで、現代のビジネスモデルを保護するための重要な一歩となると強く信じています。


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