K99の初めの一歩

まずはここからシェアしていきます。K99の大きな魅力は我々、外国人(米国籍ないしグリーンカードなどを保持していない)の研究者が応募でき、2年のmentored phase(K)と3年のindependent phase(R)から構成されています。従って、ポスドクからPIになるためには最も良いグラントです。ただやはりアクセプトされるのは大変で、私の周りにも優秀だけど通らないという研究者がたくさんいるのが現状です。ただ私のように優秀ではないけど通ってしまうことがあります(笑)。K99で最も必要なものは何か?というとポスドク期間に論文(Research Article)を出すことです。またその論文がK99のproposalに関連するものであればなお良いです。私はK99をsubmitして採点される直前に論文が通ったことが奏功しました。いかに出来のいいapplicationでもポスドク期間中の論文数が0だと相手にもしてもらえないそうです。K99の最大の難問はポスドク期間の最初の4年間のみにしか応募できないということです(私はcovid waiverに助けられました)。なのでポスドクをスタートされて間もない方は比較的早期に論文を出すことが先決です。

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