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ガストバーナー危険浪漫譚 / 2023.05.03 邂逅遭遇@心斎橋ANIMA

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 メンバーと話すと自分の現在地が分かる。僕はまだ今の職場で働きながら、バンドを楽しみながら、過去と向き合いながら、そういった経験をフル活用して文章を書き続けなければならない。まだまだ人生経験を積んで、小さな努力を重ねて、引き出しを作る必要がある。
 自分の周りに他人を傷つけてまで自己本位になる人が殆どいないのですっかり忘れていたけれど、どんなに優しく見える人でも自分本位で他人を傷つけるのを厭わない人が実はかなり多くいる。
 他人を変えるには相当なパワーと熱意が必要なので、どちらかと言えば自己本位の方達と対峙するとき、自分の傷つき方をコントロールしなければいけないほうが多い。
 結局はダメージを受けるんだけど、なんとか傷つき方を操縦して、諦めずに生きなければならない。

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 ライブ。サーキットイベントはいつも電撃のように始まり、終わってしまう。不思議なことにこういうイベントの日には、脳内でヤジマさん(ヤジマX/モーモールルギャバン)がよぎることがある。開始0秒からライブのモードに入る事ができるのは、この脳内のヤジマさんのおかげだったりする。特にこの日は突き抜けるために、多めのヤジマさんを降ろしていました。

りっちゃんのセトリ。いちいち面白い。

 ライブが終わってからは色々な人や、知り合いや、お客さんやバンドを見ながら、一人一人の人生を眺めていました。ライブハウスはやはり玉石混淆、様々な価値観や生き方が交差している。邂逅遭遇ってそういう意味合いも含まれてるのだろうか。人を見るだけでお腹がいっぱいになった。
 価値観が合う人は、少ない。少ないからこそ、人生は面白い。あっという間にイベントが終わり、あっという間に家路についた。家に着いた時間は早けれど、沢山の人生とすれ違うことでとんでもなく疲れていたので、痺れるように寝てしまった。また今日も、沢山パワーをもらってしまった。だからライブは辞められない。

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