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春の光

ドアを開けば 春の香り 目を覚ます鳥とともに

長い長い夜が明け 窓から漏れる淡い光
少しだけいい気分で靴紐を結ぶ

うろ覚えの夢を繰り返しながら

街を歩けば 春の香り 頬を撫でる温いそよ風
疲れるまで 今日も踊ろう 濡れた道の上で

暗い暗い夜が明け 前を向けるそんな日差し
少しだけ勇気出して太陽見上げる

まだまだ消えないもの抱えながら

歌を歌えば 春の香り 心弾むリズムに乗り
くたびれるほど 履き潰そう コンクリートの上で
知らない道辿って

日照りの街を見下ろせば 笑えるほど気持ちいい 
今の自分の音を鳴らせ また進もう

ドアを開けば 春の香り 頬を撫でる温いそよ風
疲れるまで 今日も踊ろう 雪解けの道
街を歩けば 春の光 僕を連れて今を飛び出せ
月が空に 顔出すまで 濡れた道の上で
何もなくても そこにあるから 夢見て踊ろう

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