福澤諭吉×TK工房 仮想対談①
先日、「もしも福沢諭吉が関西弁で学問のすすめを書いたら「学問しぃや」」を執筆している時に、もっとTK工房節を炸裂して、オモロくコンパクトにまとめれないか?という思いが頭をよぎりました。
TK工房節、すなわち臨場感のあるオモロイ文章にするためにはどうしたら良いか?と考えた末、歴史上の偉人との対談形式にしたら、ちょっとオモロイんじゃないかと思い、今回架空の対談形式を採用。
福澤諭吉先生は大阪出身ということもあり、終始関西弁にさせてもらいましたので、THE偉人という先生のイメージを完全にぶっ壊して、非常に親しみやすい仕上がりしましたので、是非お楽しみ下さい。
TK工房(以下TK)「はい、それでは本日は、夢の対談ということで、私、TK工房、タイムスリップをしまして、福澤諭吉先生のところに来ております。先生本日はよろしくお願いします」
福澤先生(以下先生)「はい、よろしく」
TK「今日は先生の名著であります、学問のすすめについて、色々とお話を伺えればと思っております。」
先生「おお、あれかいな。なんや、君の時代にもちゃんと読まれてんねやな」
TK「いや、それが読まれてないんすよ」
先生「読まれてないんかい!なんやねん。名著なんちゃうんかいな」
TK「いや、名著なんですよ!なのに読まれてないから何とかしたいな思て、今日ここに来たんです」
先生「嬉しいのか悲しいのか、ようわからんな」
TK「そもそも、先生知ってます?僕の時代の紙幣は、1番高価なやつが一万円札なんですけど、その一万円札には先生の肖像画が入ってるんです」
先生「ホンマに!?え、見たい。持ってへんの?」
TK「これです」
先生「おー、凄いやん!めっちゃええやん。」
TK「めっちゃええでしょ。」
先生「てことは、俺、だいぶ有名人やんか」
TK「そうなんです。日本人なら全員、先生の顔と名前知ってるんですよ」
先生「ほんまかいな。俺も偉なったもんやな。まぁ、偉いねんけどや」
TK「そうです。偉いんです」
先生「ちょっと待ってや。ほななんで、みんな学問のすすめ読んでへんの?」
TK「そこが問題なんですよ」
先生「いやいや、どうゆうことやねん(笑)ほな俺は何で有名なん?」
TK「一万円札に載ってるから有名なんです」
先生「いや、ちゃうちゃう!(笑) 有名やから一万円札に載ってるんちゃうの?」
TK「いやー、それが時の流れってもんですよ。ちなみにだいたいの奴は、先生の代表作が学問のすすめってことも知ってるんです」
先生「でも、読んでへんねやろ?」
TK「うん」
先生「なんで急にタメ口やねん」
TK「しかもですね、アホな教師が、「福沢諭吉は天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らずって言うた偉い人やねんぞ」、って教えたりしてるんです」
先生「俺、そんなこと一言も言うてへん!(笑)」
TK「今日は、学問のすすめを関西弁に直した、『学問しぃや』を一緒に読みながらその辺の誤解から解いていきましょ」
先生「なんやその『学問しぃや』て」
TK「いや、僕がこの名著を再度日本に広めよと思いまして。色々考えた結果、関西弁にしたら話題性あるしオモロイかな思て、関西弁に直したんですわ。」
先生「ええやん。でも関西弁の長文とか読みにくそやな」
TK「言うやん?」
先生「だから何でタメ口やねん」
『もしも福澤諭吉が関西弁で「学問のすゝめ」を書いたら「学問しぃや」』はこちらから
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