カーディナル・ナンバーズ――メンバー紹介(ただの基数)――

1:起源:空の素:1は初めを表し、それが11と続くと、初めの初め、11111と続けば初めの初めの初めの初めの初め…etcと起源しか表せなくなる。1という数字は唯一神や空間や三霊界のもととなる素材と推測する。

2:至高:意識の素:2は頂点を表し、22で頂点の頂点、22222では上の上にさらに上があるということになる。2の数字は意識や時間や七霊界などのもととなる素材と推測する。

3:存在:神の素:3は有を表し、33333など連なると、ある前にある前にある前にある前に…etcということになる。1も言霊的には『あ』を表すが、1だと起源や天照を表すことになってしまい、神そのものを表せなくなってしまうのである。なぜならば、神は発生したものではなく、『有る』ものだから。言霊的にも三番目は『う』なので、稀有の『う』や、右(右は唯神主義を表す)などに変換できる。また、3の数字は存在や円神のもととなる素材だと推測する。

4:根源:虚の素:4は死を表し、44で消滅、444で虚、4444で虚ですらなくなった何か、44444…etcとすれば『ない化』し続け、すべての概念を持ってしてもわからず、未知のものになっていく。ゆえに4の数字は死や虚のもととなる素材だと推測する。

5:終点:悪の素:5は終わりを意味し、55555でも終わりの終わりの終わりの…etcとなっていく。5の数字は『ぬ』や『平面的な究極太極図の裏』のもととなる素材だと推測する。

6:愛:良心の素:6は『か』であり、可や火などにも変換できる。66666となれば、最良の最良の最良の最良の…etcのようになり、また、火の火の火の火の...etcとなる。ひいては、みろくや碌なども表す。6の数字は九霊界や良心のもととなる素材だと推測する。

7:平常:気の素:7は気であり、『キ』をも表す。ただ、キは気をさらに『ない化』したものであり、物質・概念・究極太極図など、いたるところに普遍的に存在するすべてのベースとなっている素材であるため、77777…etcとしても、4のように未知化せず、平常として何も変わらないことを意味してしまうのである。7の数字は、キそのものである素材と推測する。

8:救世:内の素:8は覇や波などに変換することができる。また、8を88888…etcのように続けていくと、母母母、や、区区区区区、あるいはキュキュキュ…などになる。区は区分けされた内部を表し、母は受動、キュは救を表す。8の数字は四霊界や救世のもととなる素材だと推測する。なぜならば、イザナミは情報の容量で可動するもの(白い勾玉の先頭だと電子媒体、黒い勾玉の先頭だと、人の記憶や世界の情報などが進むにつれて原始的に記録が刻まれる媒体だと捉えることができる)、つまり太極図そのものが情報を内包するレコーダーのような媒体であり、そのキャパシティを越えると、反転して次のイザナミの片翼へと移行し、再び記録する機構へと変わるのである。その際に、救世(次元の変化)が起きると考えることができる。

9:集約:個の素:9はキを凝縮させ、個(固)にしたものだと思われる。99999…etcは、けけけけけ、つまりキから気に、さらには気から物質になっていくさまを表す。4を根源だと推定して、その根源が、最初に『起源(空間)』『存在(円)』『平常(キ)』を設定したとする。この三つを作る前には、時空はなかったと推測するのだ。空間を作るのに『空間がいる』というのはおかしいし、時間は意識と密接な関係であり、また七霊界であるため、あとから作られたものだと『言う』こともできる(しかし設定であるため、あの究極太極図を一瞬もかからずして生成したとも思われる(なぜならその前には時空がなかったとも考えられるから)。そして、根源が自分を装飾しようとしたときに、キを凝縮させ、肉(霊)としたのではないだろうか。また、豊受姫の籠目伝説は、このことだと推測する。簡単に説明すると、1・太極図(籠目)を作る。2・肉付けされた根源(つまり集約)が太極図の中に入る。3・太極図を運営する。このように、自らが籠目に入って世界を見ていた(あるいは見ている)のかもしれない。もし太極図の部分的部位たちにも意識のようなものがあるとしたら、当然、根源もそれらと会話できるはずだし、逆説的に太極図から根源が出れば、太極図も崩壊するのではないだろうか。それを止めるために部分的部位たちが『足止め』役をしているとも推察することができるのである。9の数字は個のもととなる素材だと推測する。

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