自分のメンタルの弱さに気づいた社会人四ヶ月

初めまして、新卒一年目のOTです。

 現在は作業療法士として回復期病棟でなんとか働いています。

 入職して初めの頃はこれから頑張ろうって気持ちでした。教えてくれるバイザーの方は大学の4個上の先輩で、少し見た目がイカついのですが、かなり厳しく丁寧に教えてくださり、それに自分もついていこうと気合いを入れていくつもりでした。さらに自分のモットーであった「なんとかなる」という精神で仕事に慣れていき、一人前になろうとしてました。

 しかし現実はそう甘くなくて、自分の勉強不足によってバイザーの説明を理解することが難しいことや、仕事を覚えることや、新しいことの連続が続き自分自身の容量を超えてきてしまいました。いわゆるキャパオーバーってやつ??わからないことだらけで何から手をつければいいのか考えられなくなったり、いま目の前にあることをこなすので精一杯。

 びっくりしたのが教育に力を入れてるって話を聞いて入職したのに研修期間的なやつはたったの3日。技術の確認とか仕事の流れとかしっかり説明された記憶もなく、入職後4日目で患者さん1人を1人で見るという責任重大任務を任されました。

 教育に力を入れてるってなに?もちろん評価の技術も全て確認できないし、知識もうまく入れることも出来ずに1日に見る患者さんは7月始まってから6人。3単位1時間を6回。ぶっちゃけ地獄。

 バイザーの方はいい人なんだけど、質問攻めすることが多く、知識がないから答えられず。説明されてもなに言ってるかわからなくなることもある。さらにイカつい+厳しいのもあって怖い。緊張する。

 そんな日々が続いておりました。

 ある日、バイザーの方にリハビリ見てもらった上手く出来ず、その時に言われた言葉があり、
「なんか自分OT向いてないって思うよな。辞めて別の仕事も考えるのもありだし、このまま頑張るのもあり。任せるよ。」
と言われたのを鮮明に覚えてる。すごく心にきた。向いてないのは気づいてた。だからこそ言われたくなった。自分が思い描いてたOT像なんてものは遥か遠くなんだなって。泣きそうだった。こんなにも厳しいもんなのかOTって、考えることが多すぎる。時には患者さんに励まされたり応援してくれる人もいてその時も泣きそうになりながらリハビリしてた。

 多分バイザーのこと苦手なんだなって思ったときがあって、きっかけは栃木旅行の帰り道、高速道路の渋滞にはまってる時。バイザーが乗ってる車と同じ車種の車が横から抜いたのを見た瞬間に嫌な気分になった。前から薄々気づいていたけど、その時それが確信になった。

 そんなキャパオーバーの状態で始まった症例まとめ。実習生時代の時はバイザーにほぼ助けてもらうくらい苦手なやつ、もちろん書ける自信などなかった。でも少しずつでもと思い始めたが上手く手つけられず。気づいたらあと2〜3週間で提出、半分もできてない。どうしよう。

 顔や体にストレスや疲れが出始め、血尿、動悸、体の重さ、物忘れ、言葉が出てこなし、体力のなさがもろに出てる。同期や先輩、主任までにも心配されてしまった。涙脆くなるし、考えることはネガティブなことばっか。自分でもわかるくらいメンタルどん底まで落ち、ゲームを楽しめなくなったり、ご飯が美味しく感じられなくなったり、人間付き合いにまでにも影響してしまった。ほんとに申し訳なく思ってる。こうなりたくてなってわけじゃないのに。悔しい。

 大学生の頃のあの吹っ切れたような自分はどこ?体力はどこに行ったんだろう。

 自分ってここまでメンタル弱ってるんだなって思った社会人生活四ヶ月間でした。

文章力ない人のnote初投稿でした。

んじゃあ。

 


 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?