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夏はオバケの季節です

ユニバキターー✨
(*>∇<)ノ
ってなワケで、元祖狼男映画『倫敦の人狼』です。
.゚+.(・∀・)゚+.゚

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一般には誤認流布していますが『狼男映画』の元祖は『狼男(1945年作品)』じゃなくて、この『倫敦の人狼(1931年作品)』なのです。
(ーωー)
単発的に終わったこの映画を、後年に脚本家〝カート・シオドマク〟がブラッシュアップリメイクして、更に特殊メイクの神様〝ジャック・ピアーズ〟がデザインを完成させたのが、皆さん御存知の『狼男』です。
だから(これまた誤認流布されているけど)狼男の基礎特性は、この作品にてほとんどが完成されていたのです(シオドマクが更に昇華させたけど)。

本作と『狼男』の明確な差異点としては〈悪役〉がいた事。
o(*≧∀≦)ノ
事件の元凶たる〝ヨガミ博士〟が、それ。
この人物が実は〈狼男〉で、主人公に〈呪い〉を感染させて〈狼男〉にしてしまう。
自制効かない凶行に苦悩する主人公と恋人、その〈呪い〉が解ける伝説花の開花研究争奪駆け引き、ヨガミ博士との因縁決着……と、改めて構築要素を書いてみると『狼男』より勧善懲悪ヒロイックな趣が強いなw
( ̄▽ ̄;)

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まだ特殊メイクが完成されきっていない〈狼男〉のデザインも〝半人半獣〟感が不気味であり、後年には失われた本作だけの独自性と機能して善き哉……です✨

ちなみに〈狼男〉というキャラクターの源泉は『ジキル博士とハイド氏』のリファイン意図であって、巷の『酒乱暗喩説』というのは、これまた誤認流布です。



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