野球のレギュラーシーズン終了したので振り返る(楽天イーグルス

レギュラーシーズンお疲れ様です
残すはCSでどこが日本シリーズへ進めるかという事だけに
その前に色々振り返り楽天を主に置きながら見ていきます

という事で成績等
まずはパリーグの順位
1.オリックス  70勝 55敗 18引分 勝率.560
2.ロッテ    67勝 57敗 19引分 勝率.540
3.楽天     66勝 62敗 15引分 勝率.516
4.ソフトバンク 60勝 62敗 21引分 勝率.492
5.日本ハム   55勝 68敗 20引分 勝率.447
6.西武     55勝 70敗 18引分 勝率.440
優勝は前年最下位のオリックス
正直言ってマジで優勝するとは思ってなかったです
下馬評はファンの間では圧倒的に良くてBクラス最下位は普通にあり得る
ただ解説者の中ではそこそこ評価が高かった(とは言え優勝するって言ってる人がいたか?ってレベル)
個人的には山本由伸という絶対的エースに田嶋、山岡が続き
野手陣は吉田正尚と本物AJと愉快仲間たちって感じ
しかし蓋を開けば山本由伸は勝ちまくるし、2年目宮城は大活躍
野手では30で覚醒ラオウ杉本と吉田正尚が牽引していきながら若手のホープが数字以上の活躍
交流戦を制したチームはシーズンも制すというジンクスがあるけれど本当に交流戦後勢いをつけていき勝った
CSの不安要素を言うとすればポストシーズンがマジで久しぶりなので短期決戦の戦い方が出来るか?
でも正直先発投手はマジでいいので打線が頑張れば日本シリーズの切符は掴める
2位はロッテ
前年もそうだけどシーズンの終盤で一気に失速
マジック点灯まで行くものの優勝しきれないとこが今年のロッテを象徴してるのかも
ただやっぱり期待の若手佐々木朗希が勝敗は勝ち負けはともかく安定した成績残していたり、もう一人の佐々木こと佐々木千隼が大活躍
あと荻野が怪我せずに一年いるとかいう奇跡を体験できた
怖いのは本当に後半一気に失速したのでこの流れを引きずったままだと去年の二の舞になりそう
3位楽天は後述するのでちょっと割愛
4位ソフトバンクは去年活躍した選手が軒並み不調or怪我
選手層が厚いチームではあるけれどやっぱりそれはレギュラー陣を時々休ませるとかにはちょうどいいくらいっていう感じで長期離脱で棚ぼたでレギュラーになるとやっぱり微妙みたいな…
マルティネスとかソフトバンクにいらないでしょって思ってたらマルティネスがいなかったらもっとひどいことになってた世界線がありえたという現状
5位日ハム
選手が軒並み不調で本当に全てがダメだったシーズン
日ハムにとって今年一番の問題は中田翔の暴行事件なんだけど結局うやむやな感じでシーズン終了まで行った感じ
来年新庄監督+稲葉GM、再来年には新球場が待っているのでどうにかしたいところ
伊藤くんがマジで新人なのにこんな目に合わなきゃいけないの?ってくらい可哀そうに感じた
6位西武
数十年ぶりの最下位という屈辱
去年に続き山川の不調と外崎がシーズン早々怪我台頭の選手も成績を残すもケガで離脱
打線に関してはまだ期待を持てるけど投手陣がまだまだ
平良くんが大車輪の活躍

ってことで楽天に参ります
田中将大の復帰と即戦力として早川選手の獲得はあったものの去年主力のロメロが退団と打線に不安が残る形に
今シーズンの成績
チーム防御率3.40(4位)チーム失点507(3位)
チーム打率.243(3位) チーム本塁打108(5位) チーム得点532(4位)
チーム盗塁45(6位)
数字から見るとマジで一発がないチーム
実際打つには打つんだけど、ここぞで得点が取れなかった印象
追加点がうまく取れないから継投で守り勝つって感じ
去年中継ぎとして活躍の兆しが見えた安楽が中継ぎエースに
去年の大不調が嘘のように活躍する宋
酒居が今年も活躍
シーズン終盤に怪我?で抜けたものの抑えとして活躍の松井
ただその逆に期待を大きく裏切ったのが田中将大
正直8年前の影を追ってしまっているところがあるので、期待値が凄い上がっていたところがあるのは確かなんだけど、悪くても二桁は残せるだろうなって思っていたのが4勝9敗と負け越し
頑張っても勝ち星が付かないこともあるのと投手に対してみるべきとこは勝ち星とかの数字じゃないっていうのを考慮してもやっぱり納得しきれない
野村監督が「マー君神の子不思議な子」って言ってたように弱小楽天で99勝35敗って凄まじいことしてたからうむむ…
CSで登板すると思うがロッテとオリックスに対して共にQS100%でありながら勝ちが1
楽天にとって田中という存在はその数字以上のものがあるとはいえ…
そしてもう一人は昨年復活した涌井
4月までは順調だったものの5月から一気に成績悪化
結果先発ローテーションから外れ6勝8敗とこちらも負け越し
いきなり打たれ始めて炎上し降板っていうパターンが多かった
今季楽天がカモに出来ていた西武との相性が悪い
マジで今年の楽天は西武がいなかったら…っていうくらい西部で貯金を稼いでいた
ただそれ以外の球団にはほとんど5分5分
ー対戦成績ー
対オリックス   10勝10敗5引分±0
対ロッテ     09勝15敗1引分-6
対ソフトバンク  11勝10敗4引分+1
対日本ハム    12勝11敗2引分+1
対西武      15勝08敗2引分+7
これが下位チームにもっと勝てれば優勝争いにももっと入れたし2位だってなれたはず
今期の楽天は投手陣は安定している部類の方で勝利の方程式はしっかり出来ていたものの前評判や実績から見ると先発が成績残せず
ただ勝ち星が先発陣につかなかったところには野手陣がチャンスを作っても結局返せないというめっちゃ中途半端という感じ

ー楽天選手振り返り
一人一人に焦点を当てるときりがないがとりあえず気になった選手たちを
・島内
話していることが独特すぎて島内語録という特集サイトが公式であるほどの選手
打率は割といいが3割にはのらず、HRも打てるが2桁行くか行かないかを繰り返す感じの選手
ただ楽天における外野陣の中でレギュラー当確は島内だけであとはドングリ―ズ
それが今年生え抜き野手として初の打撃タイトル(打点王96打点)+楽天生え抜き初のHR20本越え+オールスターMVPと大活躍
今年は4番を主に打っていたりしていたので打率が下がったところは仕方ないが本当に嬉しい
ただタイトルホルダーだけどB9は厳しい現実が待ち受けてるのが実に島内
・岡島
楽天初優勝時に2年目ながら活躍し、アベレージをある程度期待できる野手だったもののここ数年は全く成績が残せず
正直今年ダメだったら戦力外されててもおかしくなかった選手
シーズン途中に一軍でレギュラーになり一時は首位打者争いも
結果.280 HR8 56打点と打率は一時期の勢いを見た後からだとあれだけどHRと打点はキャリアハイを更新
岡島がいなかったらもっと負けてたのは明らか
・辰巳
楽天の外野ドングリ―ズの一人ではあるが守備での貢献度と一発が増えてきたドングリ―ズを抜け出せそうで抜け出せない選手
今年は開幕第一号を放ったりするなど話題にはあがるものの結局定着できず
聖澤の後釜を狙える選手なのだが聖澤の壁を越えられない
・田中和
マー君じゃないほうの田中(今はマー君じゃないほうで捕手じゃないほうの田中)で、新人王になった野手
しかし新人王をとってからはケガに悩まされる苦労人
今年こそはと思ったら今年も撃沈+初のHRなしで終わったシーズン
結構崖っぷち
・オコエ
野球での話題より違う事での話題が多くなった選手
去年は一軍に上がることなく終わりシーズンオフに現監督兼GMの石井一久に「そろそろちゃんと考えないと」と苦言される程
多分入団してから全監督に何かしら言われてる(温厚な梨田監督にも言われてる)
ただポテンシャルの高さは確かで2年目の成績を見てると期待してしまう選手
今年は妹がオリンピックに代表として選出されるなどしたことで気合が入ったのか怪我があったのに一軍に後半戦から戻ってきた
成績は振るわなかったがやっぱり期待してしまう男
・小深田
去年想像以上に打ってくれたので茂木の負担を減らすため茂木が三塁に行きショートのレギュラーになった男
しかし守備の指標であるUZRで見ると12球団ぶっちぎりの最下位を叩き出す
送球も結構怪しいのをやらかすなど色々怖い選手に
後述する山崎にシーズン後半にショートを奪われるもオリックスの優勝を決めるタイムリーを打ったのでこれまた色々ネタになってる
・山崎
入団時から色々ネタになってた選手
ノリで名前変えたら親に怒られ罰が当たったと発言し名前変えるなど変なとこで注目されていたが今年は一軍で浅村の代役で出始めたら打者としても守備面でも成績を残しシーズン終盤に一番ショートに定着
試合数に差がありすぎるからあれだけど、小深田に打点HRで勝ち盗塁も辰巳と小深田とそんなに差がないので割と真面目に核弾頭として育っていきそう
・太田
去年から一気に出場機会が増えた選手
打撃の波が激しく意外性のある選手だけど、本当にいつ打つのか分からないくらい波が激しいので色々扱いが難しい
シーズン途中に炭谷が加入したので度々スタメンマスクを逃すもなんだかんだで正捕手争いをしていけそう
田中とのバッテリーを組むときは名前のおかげで爆笑問題と言われたりする

-今期のチームMVPとか新加入の選手とか-
楽天で今期のMVPを決めるとしたら
野手陣なら
島内 141試合 .257 HR21 96打点
岡島 126試合 .280 HR08 56打点

投手陣で選ぶなら
宋  63試合 60.2回 2.23 3勝 3敗 24ホールド 27HP 07S
安楽 58試合 56.1回 2.08 3勝 3敗 22ホールド 25HP 02S

新加入選手の成績や評価(簡易評価なので一軍出場無しは-と表記)
ドラフト加入
早川 防御率3.86 9勝 7敗 137.2回 評価 〇
早川いなかったらマジでローテーション終わってた
欲を言えば二桁とは思うけど田中同様打線が悪い
高田孝 防御率1.35 0勝 0敗 6.2回 評価 ×
初登板危険球退場と記憶に残ることはしたけど戦力としては…
来年以降に期待
藤井  一軍出場無し 評価 -
内間 防御率5.91 0勝0敗 10.2回 評価 ×
マジで記憶がないのでごめんなさい…
入江  一軍出場無し 評価 -
内   一軍出場無し 評価 -
(育成契約選手は割愛)
-トレード入団-
横尾 30試合 .180 0HR 3打点 評価 ×
池田隆とのトレードで日ハムからシーズン前に入団
セールスポイントの長打力が見えず
炭谷 51試合 .219 3HR 8打点 評価 △
シーズン途中に巨人より金銭トレードで入団
楽天のドングリ―ズの捕手からスタメンを奪い取るのは流石
特に岸専門捕手だった下妻からその座を奪う
経験豊富の選手なので来年以降太田が微妙だったらガチで正捕手になっていそう
-外国人-
ディクソン 38試合 .167 HR4 15打点 評価 ×
一発はあるがこれを我慢してまで使うのとチームの他の内野手or外野手どっちを使った方がいいかと言われたら正直若手使いたいって思っちゃう
カスティーヨ 33試合 .225 HR1 3打点 評価 ×
初試合で即負傷と記憶に残ることはしたが…
コンリー - -
コロナ禍でピザの問題が発生し契約解除

ってことで明日からのCSがんばりましょー

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